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けも
Ikkoのネックバンド型Bluetoothレシーバー「Arc ITB05」をレビューしています。
有線イヤホンをワイヤレスで楽しむなら、Bluetoothレシーバー(ポタアン)が第一候補に上がります。
クーバ
けも
そんなわけでIkkoのネックバンド型Bluetoothレシーバー「Arc ITB05」を購入しましたのでレビューします。
どんな製品?
- MMCX/2PINイヤホンを無線化できるネックバンド型Bluetoothレシーバー
- DACを左右独立搭載したフルバランス仕様
- aptX HDにも対応し、ハイレゾ音源の劣化も少ない
イヤホンを高音質にワイヤレス化したい人にうってつけのアイテムです。
けも
というわけで本記事は「Ikko Arc ITB05」について書いていきます。
2pinはコチラ
【完全ワイヤレスも】MMCX/2pin対応Bluetoothレシーバーまとめ
Ikko Arc ITB05 の概要
Ikko Arc ITB05のスペック・外観・付属品について解説します。
スペック
通信方式 | Bluetooth®️ 5.0 |
Bluetooth チップセット | Qualcomm「QCC3034」 |
プロファイル | HSP/ HFP、A2DP、AVRCP Spp,PBAP |
通信距離 | 10m |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX / aptX HD |
DACチップ | AKM AK4377*2 |
SN比 | 120dB |
THD-N | 0.001% |
連続再生時間 | 約9時間 |
充電時間 | 約2時間 |
インターフェイス | USB Type-Cポート |
コネクタ形状 | MMCX 2pin 0.78(別モデル) |
サウンドの心臓部となるDACには旭化成エレクトロニクスのAK4377を左右独立のデュアル構成で搭載し、フルバランス出力を実現。
AK4377はFiiOの音楽プレーヤーM5などにも搭載される高品質なDACで、2基搭載することで駆動力や低ノイズといった面で圧倒的に有利になります。
本記事でレビューするのはMMCXタイプですが、2pinタイプモデルも併売されていますので、幅広いイヤホンを無線化可能です。
スタイリッシュな外観
この手の製品にしては珍しい革バンドとガンメタルボディを採用。
ネックバンド右側には充電ポートと操作ボタンを配置。
おもな操作方法
- 中央→再生/停止、長押しで電源ON/OFF
- 下→音量+、長押しで曲送り
- 上→音量-、長押しで曲戻し
けも
付属品
Arc ITB05の付属品は以下の通りです。
付属品
- 収納ポーチ
- イヤーフック
- 説明書(英語/中国語)
- 充電ケーブル(USB-A to USB-C)
左右ケーブルをまとめられるパーツも付属していました。
イヤーフックはやや厚めのしっかりしたつくりで、単体で欲しいくらい。
けも
Ikko Arc ITB05 の使用感
Ikko Arc ITB05の使用感をレビューします。
安定した接続性能
胸ポケットにスマホを入れた状態で1時間ほど通勤電車(ほぼ満員)で使用しましたが、一切途切れること無く使えました。
途中乗り換えで人混みを歩いたときも問題なく、通信性能は非常に良いと言えます。
丁度良いケーブル長でシュア掛けも可
Arc ITB05のネックバンド部分は柔らかく装着感は良好で、首や肩が痛くなることは無かったです。
SONY XBA-300を接続し、問題なく使用できました。
続いてSHUREのSE215SPE。付属のイヤーフックを使えばシュア掛け(耳掛け)もでき、タッチノイズも軽減されました。
けも
クリアでパワフル、立体感も楽しめるサウンド
イヤホンはSHUREの「SE215SPE」、音源はAmazon Music HDにて試聴。
音質の特徴としてはクリアで見通しの良いクールサウンドで、左右の広がり・奥行きともに感じられるハッキリとした音です。
低音のパワーも十分で、有線級サウンドを実感。
aptX HDに対応していることでAmazon Music HDを24bitのまま楽しめたのも高ポイント。
個人的にはハイエンドのBluetoothレシーバー(1万前後)や、エントリークラスのDAP(2万前後)くらいの音質は備えていると感じました。
クッキリ系サウンドが好きであれば音質でガッカリはしないでしょう。
けも
▶︎Amazon Music HDの詳細はこちら
「ガチ勢向け」Amazon Music HD 対応DAP・音質をレビュー!【対応機器】
Ikko Arc ITB05 のレビューまとめ
本記事はIkkoのネックバンド型Bluetoothレシーバー「Arc ITB05」について書きました。
こんな人におすすめ
- イヤホンを高音質にワイヤレス化したい
- でも3.5mmジャック(2.5mm)式のレシーバーはかさばるからイヤ
- Bluetoothでの音源劣化を防ぎたい
フルバランス出力とaptX HDの採用など、音質面で妥協のないArc ITB05。
連続再生時間が9時間とバッテリーは少し頼りないですが、デュアルDACによるハイパワーサウンドとトレードオフということでしょう。
ネックバンド型の手軽さで圧倒的高音質を手に入れられる、ニッチながら刺さる人には「コレだ!」と思える攻めた商品でした。
けも
お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。