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けも
高音質音楽ストリーミングサービス「Amazon Music HD」をレビュー。iPhoneなどスマホでの聴き方、対応DAPや音質を解説しています。
スマホやPCで手軽に音楽を聴けるようになって久しいですが、2019年9月に「Amazon Music HD」がスタートしました。
- 6,500万曲以上聴き放題
- 最大24bit / 192kHz CD越えの高音質
- iOS / Android / Win / Macに対応
いわゆるハイレゾを楽しめる、音楽ファン待望のサブスクサービスです。
実際に使ってみましたので、良かった点・イマイチな点をレビューしたいと思います。
けも
というわけで本記事は「Amazon Music HD」について書いていきます。
2021年5月追記:Apple の音楽配信サービス Apple Music が6月よりロスレス・ハイレゾ・空間オーディオへの対応を発表しました。また Spotify も2021年後半に高音質対応を予定しているなど、Amazon Music HD のメリットが少なくなってしまいましたので、吟味してから選びましょう!
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「ハイレゾは意味ない?」ハイレゾの定義・ハイレゾ対応イヤホンについて解説
Amazon Music HD とは?
Amazon Music HDは、音楽の高音質ストリーミング配信サービスです。
これまでの音楽配信では圧縮によってデータが失われていましたが、Amazon Music HDでは可逆圧縮(元の録音情報を保持)なので、より繊細で迫力のある音楽を楽しめます。
けも
▶︎ハイレゾについてはこちら
「ハイレゾは意味ない?」ハイレゾの定義・ハイレゾ対応イヤホンについて解説
Amazon Music HDは最大24bit / 192kHzの高音質で音楽を楽しめます。
- HD CD同等(16bit / 44.1kHz)
- Ultra HD CDより高音質(24bit / 48kHz,96kHz,192kHzなど)
数字だけだとわかりづらいので、デジタル音楽の歴史をざっくりまとめました。
※bps→1秒あたりのデータ量
CDはそこそこ高音質でしたが、ネット配信になり一気にデータが削られました。
どこにいても好きな音楽を買えるのは画期的でしたが、当時のDAP(iPodなど)の内蔵メモリ容量が小さかったので仕方なかったかもしれません。
2015年ごろになると、高音質なワイヤレスヘッドホンとサブスクの台頭によりスマホで音楽を聴くことが当たり前になり、音質も改善されましたがCDには及びません。
2019年、AmazonからCDを越える音楽ストリーミングサービス「Amazon Music HD」がスタート。
単純な情報量だけでいえばCDの倍以上、サブスクの10倍以上のデータ量で配信されています。
CD・ロスレス・ハイレゾを聴き慣れている自分としても十分満足できる音質に感じました。
けも
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Amazon Music HD の料金・他プラン比較
Amazon Music HDの料金を他のプランと比較してみました。
非プライム会員 | プライム会員 | 曲数 | 高音質 | 数百万曲のUltraHD | |
---|---|---|---|---|---|
Prime Music | 不可 | 無料 | 約200万曲 | × | × |
Amazon Music Unlimited |
1,078円/月 | 858円/月 | 6,500万曲以上 | × | × |
Amazon Music HD |
1,078/月 | 858/ | 6,500万曲以上 | ◎ | ◎ |
※税込
※2021年6月 他社のロスレス配信に伴い、Unlimitedと同額に変更になりました!
私は最初は月額プランで試して、良かったので年間プランに変更しました。
2021年6月現在は一旦契約をストップし、AppleMusicを使っています。
けも
クーバ
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Amazon Music HD の使用感
Amazon Music HDのPC/スマホアプリの使用感と音質をレビューします。
PC/スマホともに通常のAmazon Musicアプリで再生できますが、管理画面が少しだけ違うので解説します。
PC用アプリ(Windows/Mac)
PC版はMacアプリを例に解説します。
管理画面はほとんど同じですが、「UltraHD」関連のプレイリストが多数表示され、再生すると曲名の右にマークが出現します。
ボタンをクリックすると音質の詳細が確認できます。
- 音質 配信されている楽曲の音質
- 端末の性能 PCやDACの性能
- 現在 いま実際に再生されている音質
けも
スマホ用アプリ(iPhone/Android)
スマホ版はiPhone版を例に解説します。
起動画面では「HD」の文字が出現。
再生すると「Ultra HD」の文字が出ます。
ボタンを押し音質の詳細を確認。
- 楽曲の最大音質
- 端末の性能
- 再生中の音質
が表示されます。
ちなみに上の画像の例はiPhoneのみで再生した場合で、24bit/96kHzが24bit/48kHzにダウンコンバートされています。
けも
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Amazon Music HD 対応DAPまとめ
Amazon Music HD対応のAndroid搭載DAPを、メーカー別に一覧表にまとめました。
SONY | NW-ZX507 |
NW-A105 |
|||
---|---|---|---|---|---|
FiiO | M15 |
M11Pro |
M11 |
M9 |
M6 |
Shanling | M6 |
M6 Pro |
M8 |
M3X |
|
Astell&Kern | SP2000 |
SP1000M |
SR25 |
SE100 |
KANN CUBE |
iBasso | DX220 |
DX160 |
|||
HiBy | R6Pro |
R5 |
|||
ONKYO | DP-CMX1 GRANBEAT(※) |
DP-X1A(※) |
|||
Cayin | N6ii |
再生時にサンプリング周波数が48kHzにダウンサンプリングされるものには(※)マークを付与しました。
けも
SONY | NW-ZX507
SONYの「NW-ZX507」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 4.4mm | 最大20時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
バランス接続にも対応したネットワークウォークマンの最上位機種。
サービス開始時はサンプリング周波数が48kHzにダウンされてしまうようでしたが、アップデートで完全対応。
本体もコンパクトで持ちやすく音質もハイグレードな手堅い一台。
けも
▶︎NW-ZX507の詳細はこちら
Amazon Music HD対応のコンパクトウォークマン SONY NW-ZX507 レビュー
SONY | NW-A105
SONY「NW-A105」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | – | 最大26時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
エントリーモデルながらAndroidを搭載し、サブスクを楽しめる一台。
シングルエンド出力のみですが、しっかりハイレゾ感を味わえる音質を提供してくれます。
けも
▶︎NW-A105の詳細はこちら
【SONY NW-A105レビュー】ストリーミングも高音質な新型ウォークマン【NW-A100/NW-A106/NW-A107】
FiiO | M15
FiiOの「M15」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.4mm / 4.4mm | 最大15時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
FiiOのフラッグシップDAP(Digital Audio Player)で、いわゆる全部入りの一台。
音質と機能のためにはお金を惜しまない!って人におすすめ。
けも
FiiO | M11Pro
FiiOの「M11Pro」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm / 4.4mm | 最大9.5時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
2系統のバランス出力に対応したハイコストパフォーマンスモデル。
ハイパワーゆえ再生時間が短めですが、旭化成のDACチップ「AK4497EQ」を2基搭載と音質はお墨付き。
けも
FiiO | M11
FiiOの「M11」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm / 4.4mm | 最大13時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
M11 Proの登場により、値ごろ感のあるミドルレンジモデル。
再生時間も13時間とProより長いので、よりコスパを求めるならコチラをおすすめ。
けも
FiiO | M9
FiiOの「M9」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm | 最大10時間 | ◯ | 2.4G |
※Amazon Music HD動作ややモッサリらしいです
4万円前後ながらバランス出力に対応した一台。
メモリの関係かAmazon Music HDの動作はちょっと不安定らしいですが問題なく再生できるようです。
けも
FiiO | M6
FiiOの「M6」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | – | 最大13時間 | ◯ | 2.4G |
※Amazon Music HD動作ややモッサリらしい
Android搭載DAPのエントリーモデル。
バランス出力には対応しませんがその分お求めやすくコンパクトに。
こちらもAmazon Music HDの動作がやや遅いという報告が多いですが、再生は可能なようです。
けも
Shanling | M6
Shanlingの「M6」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm / 4.4mm | 最大12時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
私がメインで使っているDAP(Digital Audio Player)で、イチオシのモデル。
2系統のバランス出力を備えているのでちょっと大きめですが、音質は高解像でダイナミック。
Amazon Music HDを使っているとたま~にモッサリしますが再起動すれば問題なし(起動も6秒前後!)。
悩みに悩んで買った甲斐がありました。
けも
▶︎Shanling M6の詳細はこちら
「ヌケの良いサウンドが魅力」Shanling M6をレビュー Amazon Music HDもバッチリ
Shanling | M6 Pro
Shanlingの「M6 Pro」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm / 4.4mm | 最大13時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
Shanling M6の上位モデル。
外観のカラーや質感も少々異なるが、DACチップなど音質面で強化を図った一台。
けも
▶︎M6 Proの詳細はこちら
「正統進化」Shanling M6 Pro・M6比較レビュー 明らかに違いのあるサウンド
Shanling | M8
Shanlingの「M8」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm / 4.4mm | 最大14時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
Shanling M8はShanlingのフラッグシップDAP。
交換可能なヘッドホンジャックなどユニークな機能も兼ね備え、圧倒的な存在感を誇ります。
DACやBluetoothチップの他、CPUにも拘りスムーズな操作を実現した最上位モデルです。
けも
Shanling | M3X
Shanlingの「M3X」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 4.4mm | 最大23時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
Shanling M3XはShanlingのAndroid対応エントリーDAPです。
実売4万円以下ながら4.4mmバランス対応かつAndroid対応で、サブスクを高音質で楽しめます。
最大再生時間23時間とバッテリー持ちも良く、コンパクトな筐体に必要な機能が詰まったハイコスパモデルとして人気です。
けも
Astell&Kern | A&ultima SP2000
Astell&Kernの「A&ultima SP2000」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm | 約8時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
Astell&Kernのフラッグシップモデル。
旭化成エレクトロニクス社の最新フラッグシップDAC、AKM「AK4499EQ」をデュアル構成で採用し、新しいオーディオ回路とアンプ部の設計により、さらなる高出力化(バランス6Vrms/アンバランス3Vrms)と低歪・高S/N化の両立を実現。
けも
Astell&Kern | A&ultima SP1000M
Astell&Kernの「A&ultima SP1000M」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm | 最大10時間 | ◯ | 2.4G |
SP2000登場まで最上位機種だった「A&ultima SP1000」のサウンドクオリティを可能な限り維持しながら、小型軽量化・低価格化したフォローアップモデルです。
けも
Astell&Kern | A&norma SR25
Astell&Kernの「A&norma SR25」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm | 最大21時間 | ◯ | 2.4G |
「SR15」に続くA&normaシリーズの第2弾。
手軽でありながらサウンドには妥協のないスタンダードモデル。
けも
Astell&Kern | A&futura SE100
Astell&Kernの「A&futura SE100」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm | 最大11時間 | ◯ | 2.4G |
Astell&Kernプレーヤーのプレミアムモデル。
ポータブルプレーヤーとして初めてESS Technology 8ch DAC「ES9038PRO」を搭載、圧倒的高音質を誇る。
けも
Astell&Kern | KANN CUBE
Astell&Kernの「KANN CUBE」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm | 最大8時間 | ◯ | 2.4G |
ESS Technology社SABRE PROシリーズの8ch DAC「ES9038PRO」を、ポータブルオーディオプレーヤーとして初めてデュアル搭載。
高出力再生と低ノイズ化の両立を実現。
ポータブルにしては大きめながら人気の高いモデルです。
けも
iBasso | DX220
iBassoの「DX220」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 2.5mm | 最大9時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
コンパクトながら据え置き機並みの高音質を誇るハイエンドDAP。
ハイパワーゆえ再生時間が短めですが、奥行きのある上質なサウンドはクセになります。
Amazon Music HDは問題なく動作しましたのでご心配なく。
けも
▶︎iBasso DX220の詳細はこちら
【iBasso Audio DX220 レビュー】据え置き機並みのサウンドを手のひらに!Android搭載DAP
iBasso | DX160
iBassoの「DX160」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 4.4mm | 最大13時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
4.4mmバランス出力を備えたミドルレンジモデルです。
本体いっぱいに広がるディスプレイがスマホライクで使いやすい一台。
予算5万円以下でAndroid搭載DAPを探しているなら圧倒的におすすめ。
けも
▶︎DX160の詳細はこちら
「この価格帯では敵なし」DX160 ver.2020 レビュー【iBasso Audio】
HiBy | R6 Pro
HiByの「R6 Pro」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 4.4mm | 最大12時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
HiBy製Android搭載DAPのハイエンドモデル。
バランス出力やSABRE製ES9028Q2M2基搭載など音質を追求した一台。
けも
HiBy | R5
HiByの「R5」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 4.4mm | 最大18時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
※Amazon Music HD動作はややモッサリでした
すっきり爽やか、透明感あるサウンドが特徴のAndroidDAPエントリーモデル。
Amazon Music HDの動作はちょっとモッサリ気味でしたが、音質はハイクオリティ。
片手で操作できるコンパクトさも魅力の一台。
けも
▶︎HiBy R5の詳細はこちら
【HiBy Music R5 レビュー】ストリーミングも楽しめる!バランス端子搭載ハイコスパDAP
ONKYO | DP-CMX1 GRANBEAT
ONKYOの「DP-CMX1 GRANBEAT」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
△※ | 2.5mm | 最大25時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
※24bit / 48kHzまで
ONKYOの高音質スマホで、SIMカードが挿さるので、サブスクとの相性は抜群。
マニアックな製品ながらファンの多いモデルで、現在はアウトレットや中古で人気です。
いま新製品を出したらめちゃくちゃ売れそうな、時代を先取りしすぎたDAP。
けも
ONKYO | DP-X1A
ONKYOの「DP-X1A」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
△※ | 2.5mm | 最大16時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
※24bit / 48kHzまで
2016年の発売ながら今なお人気のDAP(Digital Audio Player)。
2.5mmバランス出力やAndroid採用など、先見の明があったモデル。
SABRE製DACとアンプをそれぞれ2基ずつ搭載するなど、高音質を追求した一台。
けも
Cayin | N6ii
Cayinの「N6ii」です。
Ultra HD | バランス出力 | 再生時間 | microSD | Wi-Fi |
◯ | 4.4mm | 最大14時間 | ◯ | 2.4G / 5G |
4GB RAMを搭載しサクサク操作できるAndroid DAPで、音ゲーも楽しめるハイエンドモデルです。
4.4mmバランス出力を備え、旭化成製DAC搭載の高音質も魅力の一台。
オーディオマザーボードを交換できるというニッチな仕様に、マニア心がくすぐられます。
けも
Amazon Music HD の対応機器(スマホ/PCなど)
Amazon Music HDの対応機器を紹介します。
iPhone / Android
iPhone / Androidスマホで聴く場合は、ポータブルヘッドフォンアンプを使うのがお手軽。
1万円代で導入でき、パソコンでも使用できるFiiOの「Q3」がおすすめです。
スマホ大のサイズながら、Amazon Music HDの24bit / 192kHzサウンドをフルに楽しめるハイスペック仕様。
ちゃんとハイレゾの音を楽しめる、初めてのヘッドホンアンプにおすすめの一台です。
けも
「3つの”高”を凝縮」FiiO Q3は定番ポタアンの決定版でした【レビュー】
Windows / Mac
パソコンで聴く場合は、据え置き型DACがおすすめです。
- FiiO「K3」
- ifi Audio「nano iDSD Black Label」
- DENON「DA-310USB-SP」
ヘッドホン/イヤホンメインで手軽に使うならFiiOの「K3」がおすすめ。
1万円代前半で2.5mmバランス出力を備え、BASSスイッチとGAIN切り替えができるシンプルな構成。
けも
イヤホンのほか大型ヘッドフォンも使うのであれば、ifi Audioの「nano iDSD Black Label」がおすすめ。
iPhone / Androidでも使えるポータブルアンプですが、ちょっと厚みがあるので据置として紹介。
抜けの良い本格サウンドを楽しめるDAC/アンプで、2つのヘッドホンアウトで小型イヤホン/大型ヘッドフォンまでしっかり鳴らし切ります。
けも
nano iDSD Black Labelのレビューはコチラ
【nano iDSD Black Labelレビュー】ハイレゾを高音質に楽しめるポータブルDAC/ヘッドホンアンプ
本格的に楽しむならDENONの「DA-310USB-SP」がおすすめ。
DSDフォーマットにも対応しているので、Amazon Music HD以外のハイレゾ音源など幅広く再生可能。
少し大きいですが、縦置きすればデスクトップでも使えます。
けも
Amazon Echo
Amazon Music HDはAmazonのスマートスピーカー「Echo」シリーズでも再生可能。
Echo Studio |
Echo Plus |
Echo |
Echo Dot |
Echo Dot with clock |
|
---|---|---|---|---|---|
Ultra HD | ◯ | – | – | – | – |
HD | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
3D | ◯ | – | – | – | – |
最上位の「Echo Studio」 ではUltraHDや3Dオーディオの再生をサポート、それ以外のEchoではHDまでの再生に対応しています。
私は「Echo Dot」を2つ買い、ステレオ再生で楽しんでします。
本格スピーカーには負けますが、コンセントがあればどこにでも設置でき、気軽に音楽を楽しめます。
ちなみにEchoシリーズはBluetoothではなくWi-Fi経由で音楽を鳴らすので、音質が劣化しません。
Echo Dotのレビュー記事はコチラ
【Amazon Echo Dot(第3世代)レビュー】音楽用ならステレオペアで劇的に音質アップ!
【公式】Amazon Music HD
Amazon Music HD よくある質問と答え
Amazon Music HDについて、よくある質問と答えを紹介します。
Amazon Music HDの音質は?
最大で24bit / 192kHzで配信されています
対応機器(プレイヤー)は?
Android搭載DAPや、ヘッドホンアンプが対応しています
Androidスマホでも聴けますか?
聴けますが、ほとんどの機種でダウンサンプリングされますので、ヘッドホンアンプの接続をおすすめします
iPhoneで聴けますか?
聴けますがiPhoneのイヤホンジャックや純正アダプタでは24bit / 48kHzにダウンサンプリングされますので、ヘッドホンアンプの接続をおすすめします
Bluetoothでも聴けますか?
聴けますが曲によってはコーデックによってダウンサンプリングされてしまいます(例:LDACだと24bit / 96kHz)。さらに受信する側のイヤホン・ヘッドホンによっては効果を感じられないかもしれません。
【公式】Amazon Music HD
Amazon Music HD のレビューまとめ
本記事は「Amazon Music HD」について書きました。
ついにやってきた国内版高音質ストリーミング「Amazon music HD」
洋楽もJ-POPも高音質で楽しみたい自分にとっては待ちに待ったサービスでした。
アプリの使用感も問題なく、音質も期待以上の仕上がりだったので、2ヶ月分お得な一年契約をしちゃいました。
アプリの使用感やプレイリストのセンスはSpotifyやAppleMusicの方が好みですが、音質の良さには敵いません。
けも
※2021年6月現在はロスレス配信を開始した AppleMusic を利用しています。
お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。
Amazon Music HDを試す 公式サイトを見る
▶︎ハイレゾについてはこちら
「ハイレゾは意味ない?」ハイレゾの定義・ハイレゾ対応イヤホンについて解説
けもさん,初めまして。
DAP購入初心者のてっちゃんと申します。色々
検索してこちらにたどり着きました。
ここまで一気に読んでしまいました。大変参考に
なります。ありがとうございます!
そこで,経験豊かなけもさんに図々しいお願いが
あります。今回,私の初購入に一つアドバイスを
いただけたら・・・と思いましてm(._.)m
予算は10万円程度。有線イヤホンとDAPを購
入するとしたら,どんな組み合わせがよいでしょう?
(私は鹿児島に住んでいるため,なかなか視聴する機会
もなく,どんな組み合わせが良いのか,悩んでいると
ころです。)
ちなみに私が普段聴いている音楽は,JPOP(竹内
まりや,山下達郎)80年代洋楽などです。
全くぶしつけなお願いで申し訳ありません。もしよろし
ければ,おつきあいくださいませm(._.)m よろしくお願
いいたします。
鹿児島 てっちゃん
てっちゃんさん
コメントありがとうございます!
試聴できないとなかな決められないですよね^^;
山下達郎・竹内まりやと80’s洋楽、私も好きです!
さて、組み合わせですが自分でしたら
・イヤホン→SONY XBA-N3BP(バランスケーブル付 Amazon33,000円)
・DAP→Shanling M6(Amazon57,000円)
か
・イヤホン→SHURE AONIC 5(Amazon6万)
・DAP→iBasso DX160(楽天4万)
を買います。
XBA-N3は低音~高音までバランス良く鳴りハイレゾ感も十分に味わえます。ソニーの味付けが好きなら最高だと思います。
AONIC 5は定番モニターの最新モデルで、ノズル交換で音質調節ができるユニークな製品。いわゆる原音に忠実でフラットなサウンドです。
DX160はコンパクトで大画面、濃密サウンド。
M6は少し大きいですが高解像でダイナミックなサウンドです。
こんな感じでいかがでしょうか?
けもさん
早々に返事を頂き,本当にありがとうございます!アドバイスを
もらい,自分が使って好きな音楽を好きなときに自由に聴ける。
そんな姿を想像するだけで幸せな気分になりますね。
さらに,こうしてこれがいいかな,いやいや,あれもいいな,なんて
悩むのも至福の時間です。
今のところ,
・イヤホン→SHURE AONIC 5(Amazon6万)
・DAP→iBasso DX160(楽天4万)
この組み合わせに心引かれます。SONYの音はなんか,正直あまりぐっと
来ないことが多いのです(^0^;)
図々しいアドバイスに上塗りごめんなさい!ですm(._.)m もう一つだけ
DAPについて,質問させてくださいm(._.)m
①Shanling M6,とShanling | M6 Pro,FiiO | M11,とFiiO | M11Pro
のように5万円台と8~9万円台のDAPはやはり違うのか?
(差額に見合う違いがあるのか)
②Astell&Kern | A&norma SR15やSR25について。音の違いは他のメーカーと
比べてどのような特徴があるのでしょうか?
(ここのメーカーを押す人も多いのですが,なにせ見たことがなく,鹿児島のお店
にも置いてないのです…)
もちろん,これらは個人によってとらえ方が違うのはあると思いますので,あくまで
けもさんの考えをお聞かせもらえれば助かりますm(._.)m
失礼承知で,ごめんなさい!です。
鹿児島 てっちゃん
てっちゃんさん
悩むのも楽しいですよね!
①については、FiiOは試聴したことがないのでわかりませんが、M6とM6 Proは聴き比べるとやはりわかります。詳しくは↓
https://namakemonolog.com/shanling-m6pro#M6
②Astell&Kernは店頭試聴のみですが、解像感も立体感も素晴らしいです。
SR15/SR25はDX160より奥行き感に優れている印象で、本体もコンパクトですし予算が許すなら良いと思います!
お気軽にご質問していただいて大丈夫ですよ!
>Amazon Music HDでは圧縮をしていない
圧縮しています。
正しくは「可逆圧縮なので音質劣化が無い」です。
>Amazon Music HDは全曲高音質
全曲ではありません。ミスチルなどSD音質のものもあります。
mahoさん
ご指摘ありがとうございます!
修正致しました(^^)
けもさん
ありがとうございます!なるほど。やはり,お値段なりに
ある!ってことですよね(^^ゞ
我が家の財務担当と折衝しなければなりませんが…もう少し
がんばって予算獲得をめざします!
そうなると,DAPと相性の良いイヤホン(イヤホンに合う
DAP?)も再考しなければ…そのときは,またけもさんの
力をお貸しくださいませm(._.)m
ていねいな対応ありがとうございます。これからもレビュー
記事など楽しみにしています。がんばってください!
鹿児島 てっちゃん
てっちゃんさん
イヤホンによって変化の大小はありますが、値段なりにありますね。
なかなか選ぶの難しいと思いますが、予算獲得も頑張ってください!
これからも宜しくお願い致します。
[…] 参考 【音質革命】Amazon Music HDの音質や対応DAP(プレイヤー)をレビュー!【対応機器】 | けもログけもログ […]
Shanling M3Xのユーザです。Amazon Music HDは問題なく最高音質(192/24)で再生できます。ただ、多少もっさりしているのは構いませんが、再生中に次聞きたい曲を探すなど少しでも操作すると曲が途切れてしまうので残念です。SoCが確かSnapdragon 430だったかと思いますが、6年前のミドルレンジチップなのでまあ仕方ない気もします。
コメント失礼します!
最近、Kinera ImperialのNORNを購入したのですが、これを機にDAPも購入しようと考えています。AmazonMusicHDに対応している機種で、できれば2.5mmのバランス端子に対応しているものが希望なのですが、どの機種を買えばいいのかわかりません。
おすすめを教えていただけないでしょうか?
はるかぜさん
コメントありがとうございます!M3Xはコスパ高くて人気ですよね!
あ〜再生中に操作して曲が途切れてしまうんですね……Android DAPはそのへんがなかなか難しいところですね(^_^;)
はくさん
コメントありがとうございます!いいイヤホン買われましたね!!
ご予算やご希望のサイズによって変わってくると思いますが、ShanlingのM6とM6 Proは動作も音質も問題なく良かったのでおすすめできます(ただし少しデカい)。
Astell&KernのSR25はコンパクトで、店頭での試聴ですが音も良かったです。ただしAmazon Music HDのビットレートが48kHz / 24bitになってしまうことがあるようですね(聴き分けられるかは自信ありませんが)
返信ありがとうございます!
ShanlingのDAPは気になっていたので、購入を検討してみようと思います。ありがとうございます!
あと、予算的にDAPを買うのはしばらく先になるので、それまでのつなぎとしてロジテックのヘッドホンアンプの購入を検討しているのですが、もし聴いたことがあれば、音質が本当に良くなるのか参考までに教えて頂きたいです!
はくさん
ぜひ検討してみてください!
すみません〜ロジテックのヘッドホンアンプは聴いたことないですね(^_^;)
わかりました!
ありがとうございました!!