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けも
iBasso Audioの1DDイヤホン「IT01S」をレビューしています。
iBasso Audioの1DD(ダイナミックドライバー)イヤホン「IT01S」をレビュー。
iBasso Audio「IT01S」は
- 独自ドライバー採用の高解像サウンド
- 2.5mmバランスケーブル付属
- MMCXコネクタでリケーブル対応
メタリックボディもカッコイイ、上質な1DDイヤホンです。
けも
というわけで本記事は「iBasso Audio IT01Sのレビュー」について書いていきます。
本記事はメーカーよりサンプル機をお借りして作成しています
iBasso Audio IT01S の概要
IT01Sの外観と付属品を解説します。
型番 | IT01S |
ドライバーユニット | DiNaTT ダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 10Hz-43kHz |
感度 | 109±2dB |
パッシブノイズキャンセル | -26dB |
インピーダンス | 16Ω |
定格出力 | 10mW |
THD | <1%(1kHz/1mW) |
付属ケーブルプラグ規格 | 金メッキ2.5mm |
付属ケーブル長 | 1.2m |
重量 | 8.0g(ケーブル含まず) |
※パッシブノイズキャンセル…物理的な遮音性能、いわゆる耳栓効果
外観
IT01Sの外観をチェックします。
メッキが美しい、メタリックボディ。
標準で2.5mmバランスケーブルが付属、3.5mmへの変換アダプタも同梱されています。
コネクタ部にはMMCXを採用し、リケーブル(ケーブル交換)も可能。
ドライバーには独自のDiNaTT(Diamond Nanotube Tesla Technology)ドライバーを採用。
このDiNaTTドライバーは
- テスラテクノロジー磁気回路
- カーボンナノチューブ振動板
- DLC(Diamond Like Carbon)
というハイエンドスピーカー技術を組み合わせた新世代のドライバーで
- 広帯域再生
- 低歪
- 応答性能の高さ
を実現するという、なんだか凄いドライバーです(音質については後述)。
けも
付属品
IT01Sの付属品は以下の通り。
付属品
- イヤホンケース
- 2.5mm MMCX バランスケーブル
- 2.5mm to 3.5mm変換ケーブル
- イヤーピース(シリコン3種x3サイズ/フォーム2サイズ)
- 保証書
- 説明書
フォーム(スポンジ)タイプを含むイヤーピースが豊富に付属しますので、ジャストフィットするまでじっくり選べます。
けも
iBasso Audio IT01S の装着感と音質
IT01Sの装着感と音質をレビューします。
装着感は良好
IT01Sの装着感はご覧の通り、耳にすっぽりと入り良好でした。
イヤーピースの選定さえ間違わなければ問題なくフィットすると思います。
ちなみに遮音性もそこそこありますので、電車や地下鉄でも快適に使えました。
モニターライクな高解像サウンド
IT01Sの音質をレビュー。
まずはMichael Jacksonの曲を。
「Smooth Criminal」Michael Jackson
低音はタイト、中高音域は高解像で適度な広がりを感じます。
また応答性能も良く、スネアの残響音がサッと無音になるまでしっかりと聴き取れます。
ボーカルはやや近め。
サ行(S音)の刺さりはなく、かといって籠るわけでもなくクリアに鳴らしてくれます。
次は70年代のアメリカンロック。
「Long Train Runnin’」The Doobie Brothers
イントロのカッティングギターが命のこの曲、IT01Sの歯切れ良いサウンドとの相性は抜群です。
2本目、3本目のギターが入ってきても渋滞することなくそれぞれ聴き取れますし、締まりの良いドラムも再現。
ボーカルも埋もれることなく、しっかりとセンターに独立した位置から聴こえてきます。
けも
iBasso Audio IT01S のレビューまとめ
本記事は「iBasso AudioのIT01S 」について書きました。
「IT01S」をざっくりまとめると
- 高解像だけどトゲがない
- タイトな低音
- 付属ケーブルのクオリティが高い
- 指紋付きやすい
2万円台ながら高級オーディオサウンドを楽しめる1DDイヤホン。
クッキリ系だけど刺さらないのが特長で、聴き疲れなくリスニングできます。
派手さはないものの、じっくり聴き込むほど他のイヤホンとの違いが浮き彫りになる1台に感じました。
けも
お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。