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けも
ShanlingのBluetoothレシーバー「UP4」をレビュー。外観や特徴、音質などを解説しています。
- 高音質で音楽を聴きたい
- スマホでSpotifyなどのサブスクで聴くことが多い
- 手持ちの有線イヤホンを活かしたい
そんな人におすすめなのがアンプ内臓のBluetoothレシーバー、Shanlingの「UP4」です。
クーバ
けも
Shanling「UP4」は
- LDAC対応
- 2.5mmバランス端子搭載
- Dual DACモード
コンパクトながら高音質なヘッドホンアンプ内蔵Bluetoothレシーバーです。
けも
というわけで本記事は「【Shanling UP4 レビュー】バランス接続対応の高音質なBluetoothレシーバーアンプ」について書いていきます。
本記事はメーカー様より製品を貸与いただき作成しています。
「LDAC」対応のDAC・アンプ内蔵 Bluetoothレシーバーまとめ
Shanling UP4 のスペック・外観
Shanling UP4のスペックと外観を解説します。
スペック
Shanling UP4の主なスペックは以下のとおりです。
通信方式 | Bluetooth®️ 5.0 |
対応コーデック | LDAC / HWA(LHDC) / aptX HD / aptX LL / aptX / AAC / SBC |
Bluetoothチップ | Qualcomm CSR8675 |
DACチップ | ESS Sabre ES9218P x2 |
接続可能距離 | 最大10m |
マイク | Knowles SiSonic |
出力電圧 | 71mW(32Ω負荷) /シングルエンド, ハイゲイン 91mW(32Ω負荷) /シングルエンド, Dual DACモード 160mW(32Ω負荷) /バランス出力 |
S/N | 120dB (シングルエンド) 120dB (バランス出力) |
クロストーク | 73dB (32Ω負荷) /シングルエンド 96db (32Ω負荷) /バランス出力 |
THD+N | 0.003%(LDAC/0.5V/32Ω) 0.03%(その他コーデック/0.5V/32Ω) |
再生時間 | 最大15時間(シングルエンド)、10時間(バランス) |
充電時間 | 2時間 |
電池容量 | 550mAh |
入力電源 | DC 5V/500mA |
USBポート | USB Type-C |
搭載端子 | 3.5mmシングルエンド / 2.5mmバランス |
本体サイズ | 60mm x 36mm x 13.5mm |
重量 | 37g |
付属品 | 専用クリップケース、USB Type Cケーブル、取扱説明書 |
LDACを含むほぼ全てのBluetoothコーデックに対応。
再生時間はシングルエンドで15時間、バランスでも10時間と必要十分。
充電ポートには汎用性の高いUSB-Cを採用し、PCと接続してのUSB-DACモードにも対応しています。
けも
外観
Shanling UP4の外観をチェックします。
本体側面の多機能ホイールは音量調節のほか、クリックによる電源のON/OFFや再生/停止などの基本操作が可能。
本体下部のUSB-Cポートから約2時間でフル充電が可能なうえ、PCと接続してのUSB-DACモードにも対応。
本体上部には3.5mmシングルエンド / 2.5mmバランス出力を搭載し、モードボタンではデジタルフィルター / ゲインモードの切り替えができます。
重量は公称値と同じ37g、胸ポケットに入れても違和感のない重さです。
小型スマホのiPhoneSEと並べてもとてもコンパクト。
Shanling UP2(左)よりは一回りから二回りほど大きくなっています。
両機種とも手のひらサイズには変わりなく、使用する分にはわずかな差かと思います。
けも
Shanling UP4 の各種モード
Shanling UP4の各種モードを解説します。
モードボタンでゲインモードとデジタルフィルターの切り替えができます。
ゲインモードの切り替えはダブルクリックで行い、シングルクリックで現在のモードの確認ができます。
ゲインモード
- 青→ローゲイン
- 緑→ハイゲイン
- 黄→Dual DAC Boostモード
※Dual DAC Boostモードは3.5mmシングルエンド出力時のみ
手持ちのイヤホンですとSONY XBA-300はローゲイン、final E5000はハイゲインが合いました。
デジタルフィルターの切り替えはモードボタンを3秒間長押し、切り替え後3秒間点灯するLEDの色で確認できます。
デジタルフィルター
- 青→ナチュラルサウンド
- 緑→モニターサウンド
- 紫→メロウサウンド
- 黄→ウォームサウンド
イコライザーのプリセットみたいに派手に変わるのを予想していましたが、どれも変化は少なめだったのが好印象。
気分や曲によっても変わりますが、この中ではフラットに鳴らしてくれるモニターサウンドが気に入りました。
けも
Shanling UP4 の音質
Shanling UP4 を音質をレビュー。
で聴いてみました。
なおペアリングは①本体電源オン、②接続機器のBluetooth設定から「Shanling UP4」を選ぶだけで簡単にできました。
シングルエンド
曲はT-SQUAREの「宝島」をチョイス。
まずはローゲインモードで聴いてみましたが、ちょっと迫力に欠けたため、ハイゲインモードに変更。
イヤホンにもよりますが、E5000にはハイゲインの方が合いますね。
リッチな低音と、華やかかつ落ち着いた中高音域を綺麗に鳴らし切ってくれます。
Dual DACモードに変更すると低域の量感と締まりがアップ。
わずかな差かとは思いますが基本Dual DACが良いですね。
けも
バランス接続
続いて2.5mmバランス端子につないで試聴。
Dual DACモードのサウンドに非常に近く感じます。
ややバランスのほうが高解像に感じましたが(プラシーボ?)、どちらにしろワイヤレスを感じさせない高音質なことは確か。
けも
iPhoneと接続して試聴
次はiPhoneと接続して試聴。
これが一番びっくりしました。
コーデックがLDACからAACになったのである程度の音質劣化があるだろうと踏んでいたのですが、めちゃくちゃ高音質。
じっくり聴き比べるとゴーストノートの再現を含めたグルーヴ感などでLDACに軍配が上がりますが、低音から高音までバランス良く鳴らし、音楽に没頭できました(E5000との相性も抜群!)。
けも
Shanling UP4 のレビューまとめ
本記事は「【Shanling UP4 レビュー】バランス接続対応の高音質なBluetoothレシーバーアンプ」について書きました。
Shanling UP4をざっくりまとめると
- 高音質コーデック対応
- バランス接続
- ハイゲイン
- 操作方法
音質や機能は現状の選択肢としては最高の部類ですが、コンパクトさゆえディスプレイがないのでモード切り替え操作やLED表示を覚える必要があるのがネック。
とはいえ基本操作は直感的にできますし、慣れれば説明書無しで問題なく使用可能です。
けも
お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。
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