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けも
NUARLの完全ワイヤレスイヤホン「N6 Pro」をレビュー。解像度の高さと明るく清潔なサウンドが特徴で、ボーカルも綺麗に聴かせてくれます。低音強化モデル「N6」との違いも解説しています。
品質の高さで人気メーカーとなった国内ブランドNUARLの完全ワイヤレスイヤホン旗艦機「N6 Pro」の紹介です。
NUARL N6 Proの特徴
- 明るくハキハキとしたサウンド
- 低音の音圧は抑えられ、聴き疲れしにくい
- 3つのボタンで快適操作
Proの名にふさわしい、ピュアなサウンドを楽しめるイヤホンです。
けも
というわけで本記事は「NUARL N6 Pro」について書いていきます。
本記事はメーカーよりサンプル機の提供を受け作成しています
▶︎N6の記事はコチラ
【NUARL N6 レビュー】騒音に負けないパワフルな低音!電車内でベストバランスで楽しめる正統派イヤホン
【おすすめ】高音質な完全ワイヤレスイヤホン
NUARL N6 Pro のスペックと付属品
NUARL N6 Proのスペックと付属品について。
通信方式 | Bluetooth®️ 5.0 / マルチペアリング4台 |
対応コーデック | SBC / AAC / aptX |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
連続再生時間 | 約11時間(SBC/AAC) 約8時間(aptX) ケース込み最大55時間 |
充電時間 | 約1.5時間 |
外形寸法 | イヤホン:約 42 × 17 × 19 mm 充電ケース:約 71 × 30 × 26 mm |
重量 | イヤホン:約7g 充電ケース:約45g |
インターフェイス | USB Type-Cポート |
防水規格 | IPX4相当 |
マニュアル | NUARL N6 Pro ユーザーマニュアル(pdf) |
スペック面はN6とほぼ同じで、ドライバー(音を出す部分)が異なります。
イヤホン本体は約7gと一般的な重さ。
ケース込みの重さは約62g。
イヤホン本体の質感はマットで高級感があり、ツルッとしたN6とは対照的。
イヤホン単体で最大11時間、ケース込みだと最大55時間再生可能なバッテリーを備え、耐水性能はIPX4相当で濡れた手で触れてもOK。
ケースの充電ポートにはUSB-Cを採用。
N6 Proの付属品は以下の通り。
付属品
- 充電ケース
- 充電用USB-Cケーブル
- イヤーピース(L/M/S)
- Spin Fit CP360 イヤーピース(S/M/L)
- イヤーループ(装着済)
- ユーザーズガイド
標準イヤーピースのほかSpin Fitのイヤピが付属し好みに合わせて選択可能です。
けも
NUARL N6 Pro は安定感のある装着感
NUARL N6 Proの装着感はN6同様特にクセもなく良好。
ノズルはそこそこの長さがあり調整しやすい反面、人によっては出っ張ってしまうのでワンサイズ下のイヤピにして少し奥に入れるのもアリかも。
本体上部に配置された3つのボタンで、再生/停止のほか音量調節も可能です。
ボタンが小さいので最初は押し間違いがありましたが、慣れると狙った操作ができるようになりました。
NUARL N6 Pro の音質評価
NUARL N6 Proの音質評価と、N6との違いを解説します。
▶︎NUARL N6の記事はこちら
【NUARL N6 レビュー】騒音に負けないパワフルな低音!電車内でベストバランスで楽しめる正統派イヤホン
高解像で清涼感のあるサウンド
NUARL N6 Proはフラットな傾向の音作りで、全域に渡り繊細なサウンドが楽しめます。
どんな音?
- 低音域…タイトで芯がある、太さはないがキビキビとしている
- 中音域…ハリがありエネルギッシュ、爽やかで明るい
- 高音域…スッキリと見通しが良く、ヌケが良い
- バランス…少し高音が強めのフラット
- 総評…クール寄りで立体感も良好、控えめな低音により中高域のヌケが良く、ボーカル含むメインパートを美しく際立たせる
以下曲ごとのインプレッションを。
原田真二のハスキーボイスが際立ち、リズム隊のグルーヴ感やブライトなピアノの音色を楽しめました。
分離が良いためシンセが入ってきても見通しがよく、音が左右に広がる感覚を味わえます。
エレキギターのピッキングのニュアンスが手にとるようにわかる一曲。
エレピとギターが同じ音域でバッキングしている場面でも、しっかり描き分ける解像度の高さを実感できました。
オーケストラ曲は立体的で、微細な音も逃しません。
楽器の数が多くなっても破綻せずに鳴らしてくれるポテンシャルを確かめられました。
こんな人におすすめ
- じっくりと音楽を楽しみたい
- ボーカルをハッキリと聴きたい
- 演奏のニュアンスを聴き分けたい
フラットモデルと謳われてはいますが低音が弱いということはなく、例えば宇多田ヒカルの「Automatic」のイントロなんかは迫力たっぷりです。
全音域分離がよく、明るくきらびやかでエネルギッシュなサウンドを楽しめました。
図太い低音が好きな人、丸みのあるサウンドが好きな人を除けば一聴して「綺麗な音」に感じられる音質なので、多くの人におすすめできるイヤホンです。
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▶︎試聴に使った楽曲はAmazonMusicで聴けます
「ガチ勢向け」Amazon Music HD 対応DAP・音質をレビュー!【対応機器】
N6 ProとN6の違い
N6 ProとN6は使われているドライバーが違うため、音質傾向が異なります。
N6 ProとN6の違い
- N6 Pro→繊細で透明感のある音
- N6→パワフルで迫力ある音
電車内で聴くにはN6の方が低音の量感があり、周囲の騒音に負けず良い感じ。
N6 Proの方はクリアですが同じくらいのボリュームだと低音が足りず、音量を上げたくなりました。
自室で聴いた印象はN6 Proが断然良し。
低音不足は解消され全域に渡ってクリア、タイトな低音の上にボーカルが際立ち、思わず目を閉じて聴き入ってしまいました。
けも
NUARL N6 Pro のレビューまとめ
本記事はNUARLの完全ワイヤレスイヤホン「N6 Pro」について書きました。
音質まとめ
- 明るく高解像
- やや高域強めのフラット
- 爽やかで見通しの良い立体的な音
解像度が高く、楽器一つ一つの音がハッキリと聴こえるクリアなサウンド。
爽やかで見通しの良いサウンドは一聴の価値ありです。
「ノイキャン無しで高音質なイヤホン」と言われたら間違いなくおすすめできる一台。
開封後すぐは高音に刺さりを感じるかもしれませんが、高硬度の振動板を採用していることもありエージングが進めば適度に丸みを帯び、ベストなバランスで鳴らしてくれます。
けも
お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。
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