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けも
ゼンハイザーのワイヤレスヘッドホン「MOMENTUM Wireless(第三世代)」をレビューしています。
小さくて持ち運びしやすいのでイヤホンを使うことが多いのですが、久々にヘッドホンで音楽を聴きたくなり、吟味することに。
クーバ
けも
そんなわけで理想のヘッドホン探しのため設定した条件がこちら!
- ワイヤレス(有線だとキリがない^^;)
 - ノイズキャンセル付き
 - オーバーイヤー(耳を覆うタイプ)
 - 音質重視(最重要!)
 
比較した製品は
- SONY「WH-1000XM3」
 - BOSE「NOISE CANCELLING HEADPHONES 700」
 - Jabra「Elite 85h」
 - SKULLCANDY「CRUSHER ANC」
 - Bang&Olufsen「B&O PLAY Beoplay H9 3rd Generation」
 - Sennheiser「MOMENTUM Wireless」
 
などで、実際に試聴して聴き比べて一番良かったのがゼンハイザーの「MOMENTUM Wireless(第三世代)」です。
ゼンハイザー「MOMENTUM Wireless(第三世代)」は
- ワイヤレスとは思えない高音質
 - 快適な装着感
 - 適度なノイズキャンセリング
 
高音質ワイヤレスヘッドホンの決定版です。
けも
というわけで本記事は「MOMENTUM Wireless」について書いていきます。
MOMENTUM Wireles の外観と付属品
MOMENTUM Wirelessの外観と付属品を解説します。
| カラー | Black | 
| 周波数帯域 | 6Hz-22kHz | 
| Bluetoothバージョン | Bluetooth®️ 5.0 | 
| NFC | 対応 | 
| 対応プロファイル | A2DP, AVRCP, HSP, HFP | 
| 対応コーデック | SBC, aptX™, aptX™LL, AAC | 
| オーディオ入力 | Bluetooth, Analog (ミニジャック), USB-C | 
| 電源 | 5.0 V DC, 330mA | 
| 動作時間 | 17時間 | 
| インターフェイス | USB Type-Cポート | 
| アプリ | ゼンハイザーSmart Control | 
外観
MOMENTUM Wirelessの外観をチェックします。
右ハウジング側面には操作ボタンと入力端子を備えます。
ボタンと端子右から
- ノイズキャンセリング
 - 音量アップ
 - 再生/停止(曲送り/曲戻し)
 - 音量ダウン
 - ペアリング
 - USB-C 充電/デジタル入力
 - アナログオーディオ入力
 
本体を畳むと自動で電源オフになる仕組みになっており、これが非常に便利。
本体重量は約305g。
ヘッドバンド部分にもクッションが施されており、装着感を高めてくれます。
内側のR/L表示で左右の判別も簡単です。
けも
付属品
MOMENTUM Wirelessの付属品は以下の通り。
同梱品
- MOMENTUM Wireless
 - オーディオケーブル 3.5 mm
 - USB-C -> USB-A 変換アダプタ
 - USB-Cケーブル
 - 専用ケース
 - クイックガイド
 - 安全のしおり
 
けも
MOMENTUM Wireless は快適な装着感
MOMENTUM Wirelessの装着感は、柔らかくて分厚いクッションのおかげで非常に快適。
適度にフワッとしているので、めがねを掛けた状態でもオッケー。
昔ヘッドホンで頭痛を起こしてからイヤホン派でしたが、またヘッドホン派に戻りそうなほど良い付け心地です。
けも
MOMENTUM Wireless はハイクオリティサウンド
MOMENTUM Wirelessの音質を接続方式別にレビュー。
ワイヤレス
メインで使うワイヤレスの音質ですが、ハッキリ言って最高。
もちろん10万円を超える有線ヘッドホンと高級アンプの組み合わせには敵わないでしょうが、MOMENTUM Wirelessを使うと
- 静かな部屋で
 - ソファーに座り
 - スピーカーで音楽を聴いている
 
かのようなリラックス空間が出来上がります。

▲イメージ
気分的にはこんな感じで、年収が倍くらいになったようなゴージャスな気分を味わえます(錯覚)。
具体的に音質について言及しますと、とにかくバランスが良いです。
- 迫力ある重低音だがうるさくない、映画館みたい
 - 高音域は刺さらず高解像
 - 自然な中音域でボーカルの存在感が際立つ
 - ワイヤレスとは思えない臨場感
 
まとめると、リスニングオーディオに求められる要素を高い次元で実現したヘッドホン。
「とにかく解像度を高めるぜー!」というよりは、「適度に角を削りつつも、実在感を重視」したサウンド。
超高級有線ヘッドホンなど上を見ればキリがないですが、音質重視派が買うワイヤレスヘッドホンとしては現時点での正解かなと思います。
けも
有線
有線の音質は繋げるプレーヤー/アンプによりますが、ワイヤレスより多少向上します。
ShanlingのM6と接続して聴いてみましたが、電源オンでの音質はワイヤレスと同じ傾向で更にパワーアップさせた感じ。
「ヌケの良いサウンドが魅力」Shanling M6をレビュー Amazon Music HDもバッチリ
ちなみに付属の専用ケーブルは特殊な形状(挿入して回転させるつくり)のため、市販ケーブルは使えなさそうです。
けも
USB-Cでの音質
USB-CケーブルでPC/スマホ/iPad Proなどと繋ぐと、デジタル入力として機能します。
- PCと接続
 
- スマホと接続
 
		
自分の環境だとPC/Androidスマホ共に24bit / 48kHzで動作しました。
正直めっちゃ期待してたのですが、ワイヤレスに似た音質傾向のままわずかにクリアになった感じ。
劇的な差が無いのでワイヤレス運用で十分満足です。
けも
MOMENTUM Wireless専用アプリで調節可能
MOMENTUM Wirelessは専用アプリで、音質やノイズキャンセルの調節ができます。
専用アプリ「ゼンハイザーSmart Control」の機能は以下の通り。
それぞれ解説します。
ノイズキャンセル調節
ノイズキャンセリングの効果を3段階で調節できます。
- 最大
 
- 風切音の防止
 
- 側圧防止
 
		
それぞれ以下のように使い分けています。
ノイキャン調節
- 最大→電車用
 - 風切音防止→散歩用
 - 側圧防止→自宅用
 
SONY/BOSEに比べて圧迫感が少ないとはいえ「最大」だと多少は圧迫されますので、自宅でゆったりしたいときは側圧防止がおすすめ。
「音楽のためのノイズキャンセリング」を謳うだけあり、音質への影響は最小限にとどめ、繊細な音質を楽しめます。
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外音取り込み
Transparent Hearingモードでは、ヘッドホンをしたまま外の音を取り込めます。
操作はアプリかヘッドホン本体のボタンで切替可能。
アプリでは外音取り込み中に音楽の再生を続けるかどうかの設定が出来ます。
外音取り込みの自然さは、AirPods Proが100点とすると80点くらいで、十分実用的と感じました。
イコライザー
イコライザー機能では、直感的な操作で音質を調節できます。
自分の場合はradikoでトークをメインに聞くときに低音/高音を下げて中音域をブーストし、人の声を聞きやすくしています(中心の白丸を下にスワイプする)。
逆にドンシャリにしたい場合は中心の白丸を上に持ってくればOK。
けも
その他
「Smart pause」機能をオンにすると、ヘッドホンを外すと「停止」装着すると「再生」になりますが、自分はオフにしています。
なぜなら、「あくびをすると音楽が止まるから(笑)」。
センサーが結構敏感にできてるようで、あくびしたり、奥歯を噛み締めたり、装着感を直そうと少しズラしただけで音楽が止まってしまいます。
便利な機能ではありますが自分自身がスマートじゃないと使いこなせないようです。
けも
MOMENTUM Wireless のレビューまとめ
本記事は「MOMENTUM Wireless(第三世代)」について書きました。
「MOMENTUM Wireless」をざっくりまとめると
- とにかく音質が良い
 - 装着感も良い
 - 「畳めばオフ」が便利
 
- ノイキャンがちょい弱い
 
一番のポイントは高解像なのに聴き疲れしないバランスの取れた音質。
自宅を映画館にしてくれる「音楽のためのノイズキャンセリング」は、圧迫感も少なく長時間の鑑賞にも向いています。
SONYやBOSEの方がノイキャンは強いですが、ポップス/ロック系なら電車でも十分実用的。
個人的には「自宅リラックス用に買ったら外でも十分使えた」という感じでお得な買い物でした。
余談ですが、PS4にBluetoothレシーバーを繋いでヘッドホンでバイオハザードをやったら恐怖3倍でした。
けも
お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。
                
























