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けも
高速音読の効果とやり方を解説しています。私は高速音読がきっかけで行動力アップ。仕事でも成果を出せるようになり、転職に成功しました。たかが音読ですが、人生を変えることもあるという例として、ぜひ読んでみてください!
仕事を始めとした日常生活において、人と話す機会は避けられません。
クーバ
けも
人生は一朝一夕で変えられるものではありません。しかし、人生に変化を与えるのに効果的だったものがあります。音読、それも早口で読む「高速音読」です。
音読の効果
- 滑舌が良くなる
- 頭の回転が速くなる
- ストレス解消&耐性アップ
- 集中力アップ
- 伝えたい言葉が出やすくなる
などなど、いいことだらけ。デメリットは時間を使うことくらいでしょうか。
この記事では私が感じた音読の効果と、人生の変化、やり方についてお伝えしたいと思います。
けも
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高速音読の効果
高速音読をすることで、得られた主な効果は以下の通りです。
順番に解説します。
滑舌が良くなる
高速音読で口の周りの筋肉をよく使うようになり、滑舌が良くなりました。
元々滑舌が悪い方ではなかったのですが、よりハキハキと喋ることができるようになり、説得力のある話し方ができるようになったと思います。
滑舌が悪い原因の一つに舌の筋肉の弱さというものがあるようですで、滑舌が気になる人はやる価値アリ。
とくに普段口数が少ない人ほど舌の筋肉を使っていないので、効果があると思います。
滑舌が悪くなる原因は、舌の筋肉が弱いというのが、理由の1つとして考えられます。
舌の筋肉を鍛える手段はいくつもありますが、その1つが文章の音読なのです。
引用元:文章の音読が滑舌練習になる! | 声優業界情報局
頭の回転が速くなる
高速音読をすることで、頭の回転が速くなったように感じました。
例えば考え事をするとき、脳内で言葉を巡らせて思考していると思います。
高速音読をすると、そのときの脳内のおしゃべりもスピードアップするので、頭の回転が速くなったように感じます。
同じようにぐるぐる思考をするのでも、回転が速いのですぐに終わる感覚を得られると思います。
音読によって前頭葉が鍛えられる。思考力が高まり、意欲が湧くようになる。あまりにも頭の回転が速くなるので、「これは自分の脳か?」と疑いたくなるほど。
引用元:頭の回転を速くする方法
実際に限界速度で数十分高速音読をした後、「ほんとに俺の脳か?」と感じたこともあるほど。
ストレス解消・耐性アップ
高速音読をすることで前頭葉が活性化し、ストレス耐性がアップするといわれています。
実際、今までイラっとしていたような場面での「イラッ」の感じ方が軽〜くなった感覚を味わったことがあります。
心に重くのしかかっていた怒りの感情が軽くなるので、気持ちの切り替えもスムーズになりました。
この感覚はプライベートや仕事ですぐに実感できるのではないかと思います。
集中力アップ
高速音読をすることで、集中力がアップするともいわれています。
私たち人間は、急な危険にも対応できるよう、気が逸れるようにできているらしいです。
しかし現代では命の危険にさらされる状況はあまりないので、仕事や勉強に集中できたほうが適応的です。
強制的に高速音読をすることで「音読→気が逸れる→音読に戻す」を繰り返さざるを得なくなり、集中力が身につくという仕組みなのかもしれません。
仕事の場面で集中力が切れたときに「あ、集中切れたな」とすぐに気づいて仕事に戻れるようになったと思います。
伝えたい言葉が出て来やすくなる
高速音読をすることで、会話の時に自分が言いたい言葉がパパッと出てくるようになりました。
劇的に良くなったわけではないので、おまけ程度に考えてください。
「言葉が出やすくなる効果」については科学的な説明が難しい段階らしいですが、元日テレアナウンサーの魚住りえさんも著書で同じようなことを書かれていたので信頼性は高いのかなと思います。
音読による人生の変化
音読によって私の人生がどう変わったかについてお伝えします。
「人生が変わる」というと大げさですが、行動すれば必ず変化が起きます。
その変化が自分にとって小さいか大きいかという問題だと思いますので、「少しでも変わりたい!良くなりたい!」という方の参考になればと思います。
音読して変わったこと
順番に解説します。
仕事で成果を出せるようになった
初めにお断りしておきますが、音読をしたからといって仕事ができるようになるわけではありません(笑)
おそらく音読で脳のやる気スイッチが入る→行動力が上がる→仕事でアクションを起こす→成功して自信がつく→行動するというポジティブなサイクルに入ることができたからだと思います。
今までは何かアイディアを思いついても
「めんどくさい」
「どうせ大きな成果は期待できない」
と行動しない理由を並べていましたが「とりあえずやってみよう」という精神に変わったことで成果を出せるようになったのだと思います。
あまり具体的には言えませんが、会社・業界全体が右肩下がりの中、二年以上にわたり連続で予算をクリアし、社内でも一定の評価を得ることができました。
コミュニケーションが苦じゃなくなった
高速音読をすることで、以前は億劫だったコミュニケーションがそれほど苦ではなくなりました。
音読によるコミュ力アップについては、色々なブログで取り上げられています。
私はもともと一人で過ごすことが好きで、どうせコミュニケーションするなら深い話をガッツリしたい!というタイプです。
雑談のような表面的なやりとりは苦手な傾向がありました。
音読をしてからはそういった表面上のやりとりも割と苦ではなくなり、ざっくばらんに話せるようになりました。
なんならたまには楽しく感じることもあります。「憧れの雑談をナチュラルにできたぜ〜」みたいな(笑)
読書スピードが上がった
高速音読することで、読書スピードが上がったのを感じました。
本を読み慣れている方ならご存知かと思いますが、大量の文章を読むことに慣れると
文字
↓
単語
↓
文節
↓
文章
と、より大きなかたまりで捉えられるようになることで、文章を素早く理解できるようになります。
ちなみに英文でも同じような効果が得られ、黙読スピードも上がりました。
ブログを始めた
これはおまけですが、日常で成果が出て自信がついたことで、行動力が上がりました。
そして、やってみたいとは思いつつ「面倒そう」という理由でやってこなかったブログを始められました。
音読も楽しいのですが、自分なりに考えて文章を書くという行為は想像以上に楽しく、達成感も得られます。
ブログを始めたことは自分の人生の中でターニングポイントといっていいと思います。
ちなみにブログを始める前段階として、スマホのメモに日記を書くというのをやっていました。最初はこのような小さな行動で良いと思います。
ブログで成果を出せるようになり、転職した
なんとブログがきっかけで転職までできてしまいました。もちろん給料もアップ!
ブログ自体はノープランで始めたのですが、音読と同じく毎日トレーニングのようにコツコツ書くことで、ライティングに慣れてきました。
ライティングに慣れてきたら、今度はブログで成果を出すことに取り組みました。
成果を出すには沢山読まれるような工夫が必要です。
工夫を繰り返すことで、いつの間にかマーケティング的思考力が養われました(おまとして仕事でも成果を出しやすくなりました)。
そして本業での知見と、ブログでの経験をアピールし転職活動したところ、面接2社目で内定をいただくことができ、転職に成功しました。
実はこの頃にはもう音読はやっていませんでしたが、音読がなければ今の自分は無かったと思います。
今この記事のこのパートを書いている時点で、転職してから半年ほど経過しています。
あの時バカの一つ覚えのように高速音読をして本当に良かったと感じています。
音読そのものの効果プラス、何かを継続し成長することで、自分に自信を持てるようになったのが大きかったのかもしれません。
ちなみに転職活動のときには、以下の2冊が非常に参考になりました。
さらに転職し、自由な働き方を手に入れた
2021年末、さらに転職しました。
前職と業界は同じですが、ほぼフルリモートで働くことができており、毎日充実しています。
効果的な音読のやりかた
効果的な音読のやり方についてお伝えします。
ただ闇雲に音読してもあまり効果が出ず、やめてしまうというのでは勿体無い。
どうせやるなら少ない時間で最高の効果を出していただきたいと思い、コツをまとめてみました。
効果的な音読のやりかた
順番に解説します。
難しすぎず、簡単すぎないものを読む
高速音読で何を読めばよいのか?おすすめは以下の条件を満たす文章です。
- 難しすぎない
- 簡単すぎない
- 内容がわかるもの
つまり、個人によって異なります。
普段よく読書をする方ならその本を、読まない方はネットのニュースでもよいと思います(新聞社のニュースなど、正しい日本語が使われている文章が望ましい)。
ちなみに私は中島敦の山月記を読みまくっていました。
内容をイメージする
高速音読をする際は、内容をイメージしながら読みましょう。
ただ書いてある文章を読むだけでは効果が半減します。
文章の内容をイメージしながら読むことで、脳を活性化させましょう。
自分はよくこれを忘れがちで、いつのまにかただ文字を読んでいる状態になっていることがあります。せっかくなので内容を楽しみながら読みましょう。
滑舌を意識する
高速音読をするときは、滑舌を意識しましょう。
最初は下手でも大丈夫です。意識するべきは「今よりも滑舌良く」ということだけ。
いつもの話し方と同じように読んでいては、現状維持にしかなりません。
アナウンサーになったつもりで、滑舌を意識しながら読みましょう。
できれば一度、音読しているの音声をスマホで録音するのがおすすめです。
自分の声を聴くのは恥ずかしいですが、今の実力を認識しないことには改善できません。
毎回録音しなくても良いので、週1や月1の間隔で定点チェックしてみましょう。
噛まないように注意する
高速音読をする際は、噛まない(ミスしない)ことを意識しながら読むことも重要です。
滑舌を意識することとも通じますが、ミスしていいと思いながらやるのと、ミスは許されない!と適度な緊張感を持ちながらやるのとでは成長スピードに差が出ます。
スポーツの世界では当たり前のことですが、このマインドを音読でも応用することで、より脳に負荷をかけられます。
最高速で読むことを意識する
高速音読というくらいですから、最高速で読むことを意識してやりましょう。
スポーツでは当たり前ですが、新記録を出すつもりで取り組まなければ、成長はできません。
頭の回転を速くしたり、余裕を持って話せるようになるには、毎回最高速を出すつもりで音読をしましょう。
噛まないように気をつけながらやると、かなりの負荷になるはずです。
「早口でまくしたてるオタク」ではなく「倍速アナウンサー」を目指して練習してみてください。
高速音読に関する質問
高速音読に関する「よくある質問と答え」をまとめました。
Q. 音読の効果は大人でも感じられる?
A. 音読の効果は子供だけでなく、大人でも感じられるといわれています。
特に音読で活性化されるのが脳の前側にある前頭前野です。前頭前野は、記憶・学習、他者とのコミュニケーション、思考、感情などをつかさどります。
引用元:音読の効果(認知機能・口くう機能の改善)とやり方について | NHK健康チャンネル
実際、老人が音読をすると認知機能が改善されるなどの効果が報告されています。大人でも脳を使っていないと衰えてしまうため、音読で脳を活性化させるのが有効といえるでしょう。
Q. 毎日音読した結果、どのような変化がありましたか?
A. 毎日音読したことで得られた効果については、こちらで紹介しています。
Q. 「高速音読は効果ない」ともいわれていますが、本当ですか?
A. 何を効果とするかによると思いますが、効果的な高速音読のやり方を意識すれば、効果は出やすいと思います。
あるいは普段から頭をフル回転で使っている人は高速音読の効果を感じにくいかもしれません。
Q. 高速音読のやりすぎは良くないですか?
A. たまに「1日中高速音読したら効果絶大だった」みたいな報告を見かけますが、ほどほどにしておきましょう。
具体的には毎日数十分で十分効果を感じられると思います。もちろん高速音読が好きでしょうがないのなら止めませんが……。
人生は有限なので、自分にとって大事なものに時間をかけましょう。音読は自分のベースの能力をアップさせるための基礎トレーニングです。
高速音読の効果とやりかた まとめ
本記事は高速音読のやり方と効果、コツなどにについて解説しました。
高速音読は滑舌がよくなったり、頭の回転が速くなったりと、いいことばかりです。
最短の時間で最高の効果を得るためには、スポーツからヒントを得た、記録を更新する姿勢が重要だと思います。
そして音読を目的にせず、自分の脳を活性化してやりたいこと、成果を出したいことに取り組むことが重要です。
音読に限らない話ですが、特定の方法にすがらず、手段として利用するマインドで取り組めば、たとえ失敗しても立ち直れます。
音読を、ゲームに出てくるちょっとした能力アップアイテムだと思って、試してみてください。
けも
お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。
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▼音読効果の理解を深めるおすすめ本