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けも
SONYのネットワークウォークマン「NW-A105」をレビューしています。
スマホよりも高音質なサウンドが楽しめる音楽専用機、DAP(Digital Audio Player)。
CDからリッピングしたり、配信サイトで曲ごとにダウンロード購入する必要がありました。
クーバ
けも
SONYのストリーミングウォークマン「NW-A105」です。
SONY「NW-A105」は
- Android搭載で聴き放題アプリに対応
- フルデジタルアンプで高音質
- 音質調整機能で好みのサウンドに!
DAPとスマホを融合した、次世代音楽プレーヤーです。
けも
というわけで本記事は「SONYのNW-A105」について書いていきます。
▶︎おすすめのウォークマンまとめはこちら
【比較表つき】2021年版 おすすめのウォークマン【SONY WALKMAN】
【4.4mm/2.5mm】バランス接続対応のおすすめDAP
SONY NW-A105 の外観と付属品
NW-A105の外観と付属品を解説します。
型番 | NW-A105 |
OS | Android 9.0 |
内蔵ストレージ | 16GB(32GB/64GBモデルもあり) |
ディスプレイ | 3.6型 HD(1280×720) |
WiFi | 2.4G / 5G |
Bluetooth | Bluetooth ver5.0 |
対応コーデック(送信) | SBC / AAC / aptX / aptX HD / LDAC |
インターフェイス | USB Type-Cポート |
連続再生時間 | MP3 128kbps 約26時間 DFLAC 192kHz/24bit 約11時間 |
NW-A50シリーズとの大きな違いは、Android OS採用とWiFi機能の追加、BluetoothレシーバーとUSB-DAC機能の削除です。
外観
NW-A105の外観をチェックします。
本体はコンパクトで、iPhoneSEと比べても特に縦に短いことがわかります。
側面には多数の物理ボタンを備え、画面に触れずに操作が可能。
「音量+」と「再生/停止」ボタンには小さな突起があり、ノールックでコントロールできます。
下部には各種端子を配置。
左から3.5mmステレオミニ、ストラップホール、USB-C充電/転送端子、microSDスロットです。
microSDスロットのカバーはピン無しで開閉できます。
microSDに関しては「認識されない」などの口コミがあったので検証したところ、音楽ファイルの再生は問題なかったですが、Amazon Musicの保存先としては認識されたりされなかったりと不安定でした。
背面の質感は高級感があり、コンパクトながら所有欲を満たしてくれます。
重さは約100gと、スマホより軽量。
別売りの純正カバーを取り付けてみました。
手帳型で、閉じるとこんな感じ。
けも
付属品
NW-A105の付属品は以下の通り。
付属品
- ウォークマン本体
- (USB-A – USB-Cケーブル
- USB-C端子キャップ
- 取扱説明書
- 使用上のご注意/主な仕様
- 保証書
- 製品のサポート登録のおすすめ
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SONY NW-A105 の使用感
NW-A105の使用感をレビュー。
快適な操作性
本体には物理ボタンを備えており、再生/停止など一通りの操作が可能。
けも
またAndroid採用のホーム画面もスマホライクで操作は快適。
ホーム画面もスマホっぽいので、すぐ慣れました。
ストレージ内の音楽再生アプリはNW-A50シリーズを踏襲しています。
前シリーズ同様、五十音や文字での検索が出来ないのは残念ですが、動きはサクサク。
けも
サードパーティアプリもそこそこ動く
Amazon Musicなどのアプリも問題なく動作。
アップデートでAmazon Music HDにもフル対応し、アンプのおかげで高音質に楽しめます。
Spotifyも高音質で楽しめます。
Spotifyの場合はDSEE HXとイコライザー併用で結構良い感じのサウンドに仕上げられました。
バッテリー
Android採用により不満が出たバッテリー問題を検証してみました。
24bit / 96kHzのFLACを音質調整機能オフ、音量50で30分再生したところ
- 本体内ファイル再生→約4%消費
- Amazon Music HDでストリーミング再生→約7%消費
でしたので、単純に計算すると
- 本体内ハイレゾ→約12.5時間
- ハイレゾストリーミング→約7時間
再生可能と、公称値より4割減くらいでしょうか。
確かにNW-A50シリーズと比べると短いですが、Android搭載DAPとしては並みの数値なので、ストリーミングを使いたいなら割り切るしかなさそうです。
個人的にはこまめに充電したりモバイルバッテリーを持ち出せば解決できる問題なので、そこまで気になりませんでした。
けも
SONY NW-A105 の音質と調節機能
NW-A105の音質と音質調節機能について。
ウォークマンならではの高音質
NW-A105の音質をレビュー。
他の多くのDAPと違いウォークマンはフルデジタルアンプ採用による高音質を謳っています。
デジタル臭いと言われることもありますが、くっきり鮮明なサウンドで、音楽プレイヤーならではの高音質を味わえます。
けも
生演奏のニュアンスを堪能できるこちらの曲を。
全体的にクリアで迫力のある音質で、カッティングギターのキレやストリングスの華やかさが際立ちます。
「おぉっ!」と思ったのは間奏パートで、ベースとドラムスが絡み合うグルーヴ・躍動感に思わず唸りました。
松田聖子の高音の伸びも艷やかで、音楽に没頭できるサウンドを楽しめました。
ミドル~ハイエンドの音楽プレーヤーには立体感やヌケの良さで遠く及ばないものの、エントリークラスとしては十分高音質。
スマホからのステップアップとして自身を持っておすすめできます。
けも
遊べる音質調節機能
NW-A105の音質調整機能は基本オフにしてますが、「遊びならアリ」って感じなので紹介します。
音質調節機能
- イコライザー
- DSEE HX
- DCフェーズリニアライザー
- バイナルプロセッサー
- ダイナミックノーマライザ
- クリアオーディオプラス
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イコライザー
イコライザーは周波数帯域ごとに音を調節できる機能。
イヤホンやヘッドホン、曲に合わせて自分の好みのサウンドに仕上げられます。
弱点を補う感じで±2くらいの間で味付け程度に調整するのがおすすめ。
DSEE HX
SONY自慢の圧縮音源やCD音源をハイレゾ並みの音質にアップする機能。
イメージとしては、DVDを4Kにアップコンバートする感じですが、私としてはCD音源以上には要らないと思ってます。
圧縮音源だと華やかになり広がりを感じますが、元がCD音質以上だと定位がブレて音がぼやける印象を受けました。
DCフェーズリニアライザー
デジタルアンプでありながら「アナログアンプのような十分な低音感を得られる」機能。
「言われてみれば低音がパワフルかな?」と感じる程度。
バイナルプロセッサー
レコードのような音響特性を再現したそうですが、正直全然わかりません。
聴き比べで正解できる人いないのでは…?
ダイナミックノーマライザ
曲ごと・曲中の音量の差を少なくする機能。
音量小さいと思ってたらいきなり大きくなってビックリ!みたいな事故を避けられますが、ダイナミックレンジ(強弱の幅)は少なくなるので、音質的には不利。
電車内で音量差の大きい音楽(クラシックなど)を聴くときには有効かと思います。
クリアオーディオプラス
他の機能とは異なり単独で機能するモードで、細かい設定無しで高音質化できます。
効果はドンシャリ+疑似サラウンドって感じのわざとらし~い味付けサウンドになります。
ラジオやドラマCDを聴く分には臨場感がアップして良いですが、純粋な音楽鑑賞には向いてないかと。
何故かビートルズの音源にはハマるので一度お試しください。
SONY NW-A105 のレビューまとめ
本記事は「SONYのNW-A105」について書きました。
「NW-A105」をざっくりまとめると
- 安定のウォークマンサウンド
- 音質調節機能で遊べる
- コンパクトで持ち運びやすい
- Androidはちょいモッサリ
サブスク(聴き放題)の台頭でスマホに押され気味だったDAPでしたが、Androidを搭載することで利便性をアップ。
エントリーモデルながら安定のウォークマンサウンドで、スマホとの音質の違いを実感できます。
あくまで音楽プレイヤーということで、最新スマホほどのサクサク感はありませんが、実用に耐えうるレベル。
コンパクトで持ち運びしやすいので、2台目以降にもおすすめの一台です。
けも
お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。
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