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「DAP を起動するのはめんどい」
「DAPでサブスク聴くと、動作モッサリしていてストレス」
「気軽に高音質な音を楽しみたい」
そんな欲求を満たしてくるのがコンパクトな USB タイプのポタアン(ポータブルヘッドホンアンプ) です。当ブログでもいくつかレビューしてきました。
本記事では USB-DAC の中から比較的手頃な価格で購入でき、音質も良いと評判の iBasso のデュアル DAC 構成のポタアン iBasso DC05 を購入したのでレビューしていきます。
購入満足度としてはかなり高く、スマホや PC に接続してヘビロテしています(ちなみにスマホは iPhone13 Pro からXiaomi 11T Pro に買い替えました。めちゃ良い)。
DC05 の前の機種である iBasso DC03 と DC04 については下記でレビューしています。
【レビュー】iBasso DC03 DC04 は小さいけど本格的サウンドが楽しめる凄いポタアン
iBasso DC05 の概要
iBasso DC05 は ES9219C チップをデュアル搭載した USB Type-C で接続できるポータブルヘッドホンアンプです。
iBasso DC05 の主なスペックは以下の通りです。
- カラー:ブラック / グリーン
- サイズ:12 x 15 x 105(mm)
- 重さ:9g
- DACチップ:ESS ES9219C x2
- 入力端子:USB Type-C / USB-A(要アダプタ)
- THD+N:-105dB (32Ω負荷時)
- 出力レベル:2Vrms (300Ω 負荷時), 約13mW / 1.73Vrms (32Ω負荷時), 約93mW / 1.5Vrms (16Ω 負荷時), 約140mW
- S/N 比:121dB
- インピーダンス:0.5Ω
- ノイズフロア:1.55μVrms
- PCM:最高 384kHz/32bit までのネイティブ再生に対応
- DSD:最高 11.2MHz までのネイティブ再生に対応
- MQA:x16 展開 (レンダラー機能)
- 付属品:アダプタ(USB Type-C to USB-A) / クイックスタートガイド
今回はグリーンカラーが登場!ということでグリーンを選びました。マットな質感が高級感たっぷりでかっこいいです。
そして DAC チップがシーラスロジックから ESS に変更になりました。音質については後述します。
「バランスは汎用性低いし、もういいかな」ということで、3.5mm ジャック対応である本製品を選びました。
iBasso DC05 レビュー
iBasso DC05 を使って感じたことをレビューしていきます。
- 専用アプリで音量調整
- 高解像でナチュラル、立体感も楽しめる
専用アプリで音量調整
iBasso DC05 にはスマホ用アプリが提供されています。
このアプリの機能は音量調整のみで、イコライザー機能は付いていません。
スマホによってはアプリを使用しないと音量が小さ過ぎたり、逆に大き過ぎたりするので、必ずインストールしておきましょう。
アプリの操作性はシンプルで、使い勝手は良好です。シンプルイズベスト。
高解像でナチュラル、立体感も楽しめる
iBasso DC05 の音質には満足しています。この価格でこの音なら文句なし。
高解像で立体感もあり、ナチュラルなサウンド。いわゆるデジタルっぽさを感じさせない音質で、心地良いリスニングタイムを堪能しています。
最近はサブスクを完全ワイヤレスイヤホンで聴くことが多いですが、同じサブスク音源でも有線で聴くと新たな発見があって面白いですね。
この手の製品が多数出ていて感覚が鈍っていますが、少し前のエントリー〜ミドルクラスの DAP くらいの音質じゃね?と思えるほどのサウンドを出していると思います。すんごい。
欠点としては、割と熱を持ちやすい点でしょうか。真夏に外で使うとかでなければそれほど気になりませんが。
iBasso DC05 レビュー まとめ
本記事は iBasso のポータブルヘッドホンアンプ DC05 をレビューしました。
3.5mm 派で コンパクトな USB タイプのポタアンを探しているなら第一候補に挙げても良いと思います。
もちろんもっと高級なポタアンはありますが、「そんな高いポタアン買うなら DAP 買っちゃえ!」と思ってしまうので、私にはこれくらいが丁度良い感じです。