この記事には広告を含む場合があります。記事内の商品を購入することで当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
「小さくて軽い完全ワイヤレスイヤホンが欲しい」
「ケースは可愛らしいデザインがいい」
「動画と音声にズレがあると気になる」
そんな方におすすめなのが、M-SOUNDS の完全ワイヤレスイヤホン MS-TW23 です。
MS-TW23 はコンパクトながらバランスの取れたサウンドを楽しめる完全ワイヤレスイヤホンです。
5千円台という低価格帯ながら、音声を低遅延で転送できるゲーミングモードを搭載。動画と音声のズレがほとんど気になりません。
本記事では MS-TW23 をレビューしていきます。
スマホ用はもちろん、ゲームやタブレットに使うための2台目用イヤホンを探している方もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
本記事はM-SOUNDS様よりサンプル品の提供を受け作成しています
目次 非表示
MS-TW23 レビュー
M-SOUNDS の MS-TW23 を以下の観点からレビューしていきます。
- スペックと同梱品
- ペアリング
- 操作方法
- 音質
- ゲーミングモード
スペックと同梱品
MS-TW23 のスペックと同梱品を解説します。
MS-TW23の主なスペックは以下の通りです。
- 再生時間:約5時間
- 再生時間(ケース併用):約19時間
- 充電時間(ケース):約2時間
- 充電時間(イヤホン):約1.5時間
- ドライバー:ダイナミック型6mm
- 再生周波数:20Hz〜20000Hz
- 重量(ケース):約28g
- 重量(イヤホン):約4g(片方)
- Bluetooth ver:5.0
- 対応コーデック:SBC / AAC
- 防水防塵:IP55(イヤホンのみ)
MS-TW23の特徴はケースを含めたそのコンパクトさにあります。約30gという軽さなので持ち運びに便利ですね。
ゲームや動画を低遅延で快適に楽しめるゲーミングモードも搭載しています。
IP55レベルの防水防塵に対応しています。以下のように、濡れた手で触ったり、雨や汗にさらされたりしても大丈夫なようです。
- 防塵:塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない
- 防水:あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない
カラーは以下の4色展開です。
- Powder Pink
- Honey Milk
- Chocolate Moca
- Lavender Purple
本記事レビューしているカラーは Honey Milk です。
どれも可愛らしく、女性に好かれそうなカラー展開だと感じました。
ケース全体像がこちら。化粧ポーチに入れても違和感のないサイズとデザイン。
ケース前面にはバッテリー残量を示すインジケーターを搭載。
背面には充電用の USB-C ポート。
本体上部にはロゴがさりげなくあしらわれています。
イヤホン本体は非常に小ぶりな部類といえます。
操作はイヤホン本体の物理ボタンで行います。
イヤホンをケースにしまうとマグネットでピタッとくっつくので、充電できていないといったトラブルは起きないでしょう。
MS-TW23の同梱品は以下の通りです。
- 充電ケーブル(USB-A to USB-C)
- イヤーピース(S / M / L)
- クイックスタートガイド
イヤーピースはデフォルトでMが付いており、サイズ違いが2種類付属。
一応全部試して M サイズが合いましたが、装着する角度によって耳とイヤーピースの間に隙間ができるため、調整が難しかったです。
私の場合は右耳が少しだけ大きいため、MLサイズ(MとLの間)が付属しているとなお良かったですね。
詳細マニュアルは以下の製品サポートページからダウンロードできます。
ペアリング
MS-TW23 のペアリング手順は以下の通りです(初回)。
- イヤホンをケースから取り出す
- スマートフォンの Bluetooth 設定画面を開く
- [MS-TW23]を選択し、ペアリングする
初回はケースから取り出すだけでペアリングモードになります。
2台目以降の機器を接続するには、登録済み機器との接続を解除した状態で、上記の手順でペアリングできます。
ちなみに登録できる機器数は最大4台まで。2台同時に接続可能なマルチポイントには非対応です。
操作方法
MS-TW23 の基本的な操作方法は以下のとおりです。
音楽再生時
- 再生 / 停止:R or L を1回クリック
- 音量+:Rを長押し
- 音量-:Lを長押し
- 曲送り:Rを2回クリック
- 曲戻し:Lを2回クリック
通話時
- 受話:R or L を1回クリック
- 通話終了:R or L を1回クリック
- 着信拒否:R or L を長押し
ゲーミングモードへのモード切り替え
- R or L を3回クリック
操作は物理ボタンを押す仕組みになっているため誤操作することはほとんどありません。
一方そこそこの力で押さなければならないため、操作するたびに装着感に影響があるのが気になりました。
音質
MS-TW23 は、5千円台ということを考えるとバランス良くまとまった音質だと感じました。
試聴環境は以下の通り。
- スマホ:Xiaomi 11T Pro
- 接続コーデック:AAC
エージング用ピンクノイズを約1時間ほど鳴らした後、以下の曲を試聴しました。
- YOASOBI「夜に駆ける」
- キリンジ「エイリアンズ」
- 藤井風「何なんw」
一聴して感じたのは全体的なバランスの良さです。
やや高音域が目立つものの、タイトな低音と明瞭な中高音域を感じることができました。
EDMなどのジャンルで低音を楽しむのには向いていませんが、アコースティックな楽曲やポップスでは繊細な中高音域を楽しめるためおすすめです。
また過度に低音を強調しないため、YouTube 動画やドラマを観るときなど、動画コンテンツをカジュアルに楽しむのに向いているといえます。
低音ノイズの多い電車などで使うと騒音に負けてしまうと思いますが、自宅やちょっとした外出時の使用には支障ないと思います。
ゲーミングモード(低遅延)
MS-TW23 には低遅延で音声を転送するゲーミングモードが搭載されています。
ゲームだけでなく、動画を観ているときに話者の口の動きと音声がズレていると気になるものですが、そのズレを解消してくれる機能になります。
スマホゲーはあまりやらないので Nintendo Switch と接続して試してみました。
通常モードでプレイすると明らかに遅延を感じましたが、イヤホンの操作ボタンを3回クリックしてゲーミングモードに変更すると、ほぼ遅延を感じないほどに改善しました。
公式サイトによるとゲーミングモードにした場合、音声の遅延を 0.07 秒前後に抑えられるとのこと。
ゲームの他にも遅延が気になっていたのが Kindle Fire HD 10 での動画鑑賞です。イヤホンとの相性もあるとは思いますが、今まではどのイヤホンと接続しても遅延を感じていました。
MS-TW23 とペアリングしてゲーミングモードにすると、今まで気になっていた遅延が解消され、快適に動画を鑑賞できました。
タブレットでの動画鑑賞用イヤホンとしても良さそうです。
MS-TW23 レビュー まとめ
本記事では M-SOUNDS の完全ワイヤレスイヤホン「MS-TW23」をレビューしました。
MS-TW23 は、5千円台ながらバランスの良い音質を楽しめる完全ワイヤレスイヤホンです。
また、この価格帯では珍しい低遅延モードへの切り替え機能が付いているのも魅力の1つです。
ゲームや動画鑑賞にイヤホンを使う際に、音ズレを感じることなく使用できるので非常に快適です。
やや低音の迫力に欠ける音質ではありますが、ポップスや動画をカジュアルに楽しむのには向いているイヤホンだと感じました。
欲を言えば、付属するイヤーピースのサイズバリエーションを増やしてくれると、よりよい装着感が得られたかなと思います。
小さくて軽く可愛らしいイヤホンでありながら、機能面も充実しているコスパの良いイヤホンといえそうです。