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けも
SONYのウォークマンNW-A55をレビュー。音質調整・Bluetoothレシーバー・DACなどの機能や、おすすめのイヤホンも紹介しています。
どうも、通勤中は音楽を聴いています、けも(@namakemonolog9)です。
普段はiPhoneでAppleMusicやSpotifyなど、定額配信サービスを使って音楽を聴いていますが、何となく気になることが出てきました。
けも
「年を取って感度が鈍ったからだ!」と言われればそれまでなのですが…
「じゃあ鈍い感度を刺激する、いい音で聴けばいいじゃないか!」
というわけで、買いました。SONYのウォークマン「NW-A55」です。
特徴
- 高音質なフルデジタルアンプ「S-Master HX」
- 圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」
- SBC~LDAC対応のBluetooth機能
などなど、音楽専用機ならではの高音質設計。
クーバ
けも
最初は半信半疑でしたが試してみたら一聴瞭然、これは元には戻れないですね。
2019年にはAndroid搭載のNW-A100シリーズが登場しSpotifyなども直接聴くけるようになりましたが、自分の音楽ライブラリ中心であればNW-A50シリーズでも全然OKだと思います。
というわけで本記事は「SONY NW-A55」について書いていきます。
▶︎おすすめのウォークマンまとめはこちら
【比較表つき】2021年版 おすすめのウォークマン【SONY WALKMAN】
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NW-A55の外観・重量・付属品
NW-A55の外観・重量・付属品をレビューします。
外観
▲側面の物理ボタンで基本操作が可能。カラーはムーンリットブルーを選びました。
バッテリー持続時間は最大で45時間、各種音質調整をオンにすると最大で70%ダウンの約13時間と、再生時間に幅があります。
▲microSDスロットを開いたところ。Sandiskの200GBも使えました。
小さいスマホ代表「初代iPhoneSE」よりひと回り小さいサイズ感。
けも
重量
NW-A55は小さいだけでなく、軽いのも魅力です。
けも
付属品
NW-A55の付属品は以下の通り。
付属品
- 取扱説明書
- USBケーブル(楽曲転送、充電用)
充電ケーブルのウォークマン側は専用コネクタになっており、市販のUSBケーブルは使えないので注意。
けも
SONY NW-A55の音質と音質調整
NW-A55の音質と音質調整機能をレビュー。
- 音質はスマホと比べるまでも無く良い
- 音質調整機能は効果のわからないものもあるが、ハマれば良い感じ
音質
長らくiPhoneやiPodで音楽を聴いていたので音質で差が出るのか疑問でしたが、さすが音楽専用機といったサウンドで、比べるまでもなく圧勝でした。
イヤホンはSONYのXBA-300を使い、聴き慣れた曲で聴き比べしましたが、まず無音時のノイズの少なさにびっくり。
むしろ今までノイズがあったのに何で気づかなかった!?ってレベル。
音は繊細かつ立体的。
ごく小さな音の輪郭もしっかり描き出し、シンバルが減衰していく空気感もありありと感じられました。
けも
音質調整機能
ウォークマンの特徴である、豊富な音質調整機能の解説と実際に聴いてみた感想です。
- DSEE HX
- DCフェーズリニアライザー
- イコライザー
- VPT(サラウンド)
- ダイナミックノーマライザー
- バイナルプロセッサー
- ClearAudio+
DSEE HX
圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップグレードする機能。
全体的に華やかな印象に変わりますが、音源によっては定位感が曖昧になる感じが無くはないので、元音源がCD音質以上ならオフにしてます。
[note title=”ハイレゾとは?”]CDより情報量が多く高音質なデータフォーマットの総称。▶︎ハイレゾについてはこちら[/note]
DCフェーズリニアライザー
低音をアナログアンプっぽい音にしてくれる機能。
言われてみれば「太くて芯のある低音になったかな?」と感じるくらい。
イコライザー
音域ごとに調整できるほか、プリセットも色々入ってます。
クセのあるイヤホンやヘッドホンで補正目的に少し使うのも◎。
効果が一番わかりやすい機能ですね。
VPT(サラウンド)
サラウンド機能で、立体的で臨場感のある音質に変化します。
「スタジオ」モードだとイヤホンなのに目の前にスピーカーがある感覚でリスニングできる。
「コンサートホール」モードは、オーケストラにマッチしました。
ちなみにラジオ番組に使うと、目の前で話している感じで聴こえて面白かったです。
ダイナミックノーマライザー
曲同士の音量差を少なくしてくれる機能。
曲によって音量差が有る場合にいちいちボリューム操作をする手間が省ける。
1曲の中でも音量差が減るので、クラシックのような繊細な曲だと表現力が失われるというデメリットも。
外ではオン、自宅など静かな場所ではオフにしてます。
バイナルプロセッサー
レコードのような音質にする機能。
新機能だが、効果が一番わかりにくかった。
全体的に変化し、楽器一つ一つが聴き取りやすくなった印象がしないでもない。いや、正直全然わからない…。
ClearAudio+
オートで音質を変化させる機能。
イコライザー+サラウンドって感じで、派手な変化を楽しめます。
何故かビートルズの音と相性が良いのでお試しあれ。
Bluetoothレシーバーでの音質
NW-A55はBluetoothレシーバー機能を搭載しており、スマホで再生した音をワイヤレスで高音質に楽しめます。
対応コーデックはSBC/AAC/LDAC。
実際に聴いたところ、Bluetoothの劣化を感じさせない迫力あるサウンドを楽しめます。
Spotifyなどサブスクアプリを入れられないNW-A55ですが、スマホから飛ばしてコレで聴けば充分でしょうね。
Bluetooth接続時の音質
Bluetoothの送信にも対応しており、対応コーデックはSBC/LDAC/aptX/aptX HD。
スマホと音楽プレーヤーでBluetooth再生時に音質の差があるのかは賛否ありますが、同じコーデックでも個人的にはスマホより良い音に感じました。
ワイヤレスでも良い音で楽しみたい人も満足できると思いますよ。
SONY NW-A55 その他の機能
NW-A55その他の機能について解説します。
USB-DAC機能
PCとUSB接続し、PCの音をNW-A55経由で聴ける機能。
Bluetooth接続より高音質でSpotifyやAppleMusicを聴け、音質調整機能も使える。
明らかな遅延が発生するので、動画鑑賞には使えないと思ったほうが良いです。
プレイリスト
ブックマークリストやプレイリストで、お気に入りの曲を管理する機能です。
曲数が増えてくると「アルバム」「アーティスト」などの分類で曲を探すのが正直ちょっと手間です。
けも
この辺はブックマーク、プレイリストを活用してカバーしていくしか無いのでしょうね。
SONY NW-A55 におすすめのイヤホン
NW-A55におすすめのイヤホンを紹介します。
結論、「好きなイヤホンで聴いてください」ってことにはなるんですが、せっかくなので定番的なイヤホンを紹介しておきます。
- SONY XBA-N3
- Sennheiser IE 40 PRO
- SHURE SE215 Special Edition
基準はプレイヤーと近い価格帯、2万円前後のイヤホンに絞りました。
けも
SONY XBA-N3
SONYのXBAシリーズより、定番のハイブリッドイヤホン。
パワフルな重低音とキラキラした高音域を両立したモデルで、今なお人気が高いです。
ほとんどの人は満足できるのでは?と思ってます。
Sennheiser IE 40 PRO
ゼンハイザーのインイヤーモニターイヤホン。
高解像かつフラットな特性が特徴で、1万円台ながら満足度の高いイヤホンです。
いわゆる元気の良い音を楽しめる定番モデル。
【IE 40 PRO レビュー】たまに弾ける優等生!シャッキリとバランス良いサウンド【Sennheiser/ゼンハイザー】
SHURE SE215 Special Edition
SHUREのSEシリーズのベストセラーモデル。
まず遮音性が高いので電車でも雑音を抑えてくれ、音楽に没頭できます。
音質はトゲのない豊かなサウンドで、長時間のリスニングでも疲れません。
SONY NW-A55のレビューまとめ
本記事は「SONY NW-A55」について書きました。
スマホからのステップアップにオススメの音楽プレーヤー「SONY NW-A55」。
音楽専用機ならではの高音質設計は、スマホとの聴き比べで一瞬でわかるほどのクオリティ。
本体の音源の他、PCやスマホの音楽をBluetoothで受信できるBluetoothレシーバー機能を使えばSpotifyやAppleMusicなど、サブスクリプションサービスの音楽も高音質で楽しめます。
イコライザーをはじめとした音質調整機能も質が高く、曲によって設定を変えたりして、好きな音楽をより楽しめます。
けも
お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。
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