
国内オーディオブランドfinal初の直営店「final STORE」を訪問レポート。秋葉原の新名所SEEKBASEにオープンしたfinal直営店「final STORE」へのアクセス〜内観など写真たっぷりにレポートをお届けします。
2019年12月12日、国内オーディオブランド「final」が秋葉原の新商業施設「SEEKBASE」に初の直営店舗「final STORE」をオープン。
クーバ
けも
そんなわけでオープン2日目の2019年12月13日に行って参りましたので、訪問レポートをお届け。
- 程よくお洒落な空間が心地よい
- finalのイヤホンをじっくり試聴
- 公式通販限定のE500も聴ける&買える
けも
というわけで本記事は「【final STORE】秋葉原SEEKBASEにできたfinal初の直営店を見てきた!【訪問レポート】」について書いていきます。
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final STORE へのアクセス
final STOREは2019年12月12日、秋葉原の新商業施設「SEEKBASE」(住所:東京都千代田区神田練塀町13-1外 SEEKBASE 01棟 2)内にオープン。
ここではfinal STOREへの行き方を解説します。

final STORE の店頭外観と店内の様子
final STOREの店内の様子をレポート。
店頭外観
「SEEKBASE」館内に案内図があり、「The Tools」の中にfinalの直営店があります。
店頭外観、正面には甲冑がお出迎え。
左手のショーウィンドウには、finalのイヤホンがズラリ。
けも
中央の甲冑は、当時の日本の最先端技術が詰まっている、甲冑のようなものづくりを目指すというコンセプトで置いたそうです。
クーバ
店内陳列
入店すると中央テーブルには
- Eシリーズ
- Fシリーズ
- Bシリーズ
が陳列されており、どれでも試聴できます。
これまでfinal DIRECTショップのみでの販売だった「E500」の試聴・購入も可能です。
右手には完全ワイヤレスコーナーがあり、こちらも全て試聴可能。
最新のA8000も陳列され、試聴している人もちらほら。
イヤホンのほか、SONOROUSシリーズなど高級ヘッドホンの取り扱いもあり。
試聴コーナー
中央奥には試聴用のテーブルが用意され、じっくり吟味できる設備が整っています。
OPPOのスマホ「R17 Pro」とiFiAudioの「nano iDSD Blacklabel」を持ち込み試聴開始。
けも
完全ワイヤレスシリーズ3機種も試聴しました。
店内左奥には試聴用のYAMAHA製の防音ブースを備え、開放型ヘッドホンの試聴にも対応する。
試聴ブースは無料アプリ「My final」から予約が可能です。
final STORE おもな取り扱いイヤホン・ヘッドホン
【随時追加】final STOREで販売されている、主なイヤホンを紹介します。
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Bシリーズ
Bシリーズはバランスドアーマチュアドライバーを採用したモデル(ハイブリッド含む)。
最新の研究結果を成果ごとに製品化していく、
エンジニア主導の新シリーズ。
引用元:final「PRODUCTS」
ドライバー | 1D + 1BA |
コネクター | MMCX |
感度 | 94dB |
インピーダンス | 13Ω |
質量 | 36g |
ダイナミックドライバーとバランスドアーマチュアドライバーのハイブリッド構成。
迫力と臨場感を味わえるモデル。

ドライバー | 1BA |
コネクター | MMCX |
感度 | 109dB |
インピーダンス | 41Ω |
質量 | 32g |
バランスドアーマチュアドライバーを1基搭載。
空気感の再現が得意なモデル。

ドライバー | 2BA |
コネクター | MMCX |
感度 | 102dB |
インピーダンス | 19Ω |
質量 | 36g |
バランスドアーマチュアドライバーを2基搭載したモデルで。
解像度の高さとキラキラ感が特徴的。
Eシリーズ
Eシリーズにはダイナミックドライバー採用の定番イヤホンが揃っています。
音響工学や心理学の研究成果を踏まえた音質設計。
間違い無い定番と、長く呼ばれる事を目指した製品シリーズ。
引用元:final「PRODUCTS」
ドライバー | 6.4mmΦダイナミック型 |
コネクター | MMCX |
感度 | 93dB |
インピーダンス | 14Ω |
質量 | 24g |
Eシリーズのフラッグシップモデルで、MMCXコネクタ採用でリケーブル可能。
低域〜高音域までバランスよく高解像なサウンドで、広い音場も特徴的。
ドライバー | 6.4mmΦダイナミック型 |
コネクター | MMCX |
感度 | 97dB |
インピーダンス | 15Ω |
質量 | 18g |
MMCXコネクタ採用でリケーブル可能。
E2000をグレードアップさせたような感じで、より繊細な表現も可能になったうえに、聴き疲れもしにくいサウンド。
ドライバー | 6.4mmΦダイナミック型 |
コネクター | – |
感度 | 100 dB/mW |
インピーダンス | 16Ω |
質量 | 12g |
1万円以下クラスでは超定番イヤホンのE3000。
豊かな低音と程よい解像度、音場の広さが特徴で、初めてfinalのイヤホンを買う人にもオススメのモデルです。
ドライバー | 6.4mmΦダイナミック型 |
コネクター | – |
感度 | 102 dB/mW |
インピーダンス | 16Ω |
質量 | 12g |
E3000とともに低価格でオススメのモデル。
E3000より低音が抑えめでよりフラットな印象です。
E1000
ドライバー | 6.4mmΦダイナミック型 |
コネクター | – |
感度 | 98 dB |
インピーダンス | 16Ω |
質量 | 15g |
Eシリーズのエントリーモデル。
「いい音を低価格で」をコンセプトに作られたイヤホンで、スマホ/DAP付属イヤホンからのステップアップにおすすめですが、個人的にはもうちょっと予算増やしてE2000かE3000を推したいところ。
E500
バイノーラル音源用に制作された、ちょっと特殊なイヤホン。
空間表現に優れており、ASMR動画視聴によりいっそうのリアリティをもたらしてくれます。
▼E500の詳細はこちら▼
【final E500 レビュー】ASMR専用イヤホンは音楽もイケるお得な万能イヤホンだった
完全ワイヤレスイヤホン
finalを擁するS’NEXTの新ブランド「ag」から発売された完全ワイヤレスイヤホンも試聴・購入可能。
2019年12月13日発売のエントリーモデル。充電はMicro-USBポート。
低価格ながらバランスの取れた音質で、決して安かろう悪かろうではないのがさすがのfinal監修。
安価なモデルにありがちな低音でごまかす感じもなく、フラット寄り。正直ビビった。
カラーバリエーションと、油脂が付かない独特な手触りのケースも特徴的で、エントリーモデルとは思えないクオリティ。
▼TWS03Rの詳細はこちら▼
【よきかな】final監修 ag TWS03R レビューと口コミ この価格でこの音質はありがたし!
完全ワイヤレスのミドルレンジモデル。充電はMicro-USBポート。
個性的なカラーとデザインが目を惹くが、音質もしっかりfinal。
容量2000mAhの充電ケースはUSB-Aポートも備え、モバイルバッテリーとしても使えるスグレモノです。
完全ワイヤレスシリーズのフラッグシップモデル。
キャッチフレーズの「マニアのサブ機」にふさわしい、高解像で上品な音で、聴き疲れなく音楽に没頭できます。
3機種の中で唯一Type-CポートとaptXコーデックに対応。ピアノブラックの質感も◎
final STORE オープン記念スイーツ
final STOREではオープン記念として、5000円以上お買い上げの方にオリジナルスイーツのプレゼントを実施。
私もいただきましたので、各スイーツの紹介と、簡単な感想を書きたいと思います。
なぜスイーツ?
音響メーカーのfinalがなぜスイーツを?と思ったはず。
添付の説明書を読むと納得できましたので以下、全文引用します。
ある時、音の評価実験で疲れた後「自宅でゆっくり音楽を聴く時何か口にする?」という話題が出ました。酒を飲む派とコーヒー派に分かれましたが、どちらのグループでもチョコレートのようなスイーツを少しだけつまみ、1日の終わりを音楽と共に幸福感で締めるという人がいました。
優れたスイーツは口に含んだ時に感じる香りから、食感、食べ終わったあとの余韻まで様々な感覚の波が次々にやって来て、その調和や意外性に美味しさを感じます。皆でそうした話をしているうちに、音と同様、良し悪しの判断に時間の概念があることに気がつきました。パティシエが味を決める際の考え方は同じく時間の概念がある音のチューニングと類似したところがあるのではないかと想像したのです。
その後、一流のパティシエに話を伺いに行ったところ、やはり類似した部分も多くあったことから意気投合し、1日の終わりに音楽を聴きながら食べるスイーツを作ってみようとなりました。これがfinalのオリジナルスイーツが生まれたきっかけです。まだ試行錯誤している段階ですが、雑談で生まれたアイデアに大真面目に取り組んだ結果としてご賞味頂けると幸いです。
4つのスイーツを食べて頂くと充実感がある分量になると思います。味の薄い順番にお試し頂いた方が違いはわかりやすくなりますが、もちろん自由にお試し頂いても結構です。常温の方が風味を感じやすくなります。
味の薄い順番に並べていますが、咀嚼音の大きい順番でもあります。イヤホンやヘッドホンをしながら硬いものを食べると咀嚼音が耳に響いてしまいます。音量の大きな2つは何を聴こうか今日の一曲を選びながら食べていただいた方が良いかも知れません。
引用元:「final オリジナルスイーツの理由」
クーバ
けも
ロッシェ ユズ
咀嚼音レベル 5
砕いたカカオ豆とユズをチョコレートでまとめています。
ざらついた食感を強く感じた後、ユズの香りが立ちあがり、食べ終わった後も少し余韻が残ります。

アマンド ショコラ
咀嚼音レベル 4
ローストしたアーモンドをキャラメリゼしてチョコレートをくぐらせ、カカオパウダーで包みました。カカオパウダーを感じた後、キャラメルとチョコレートが割れた食感のあと、ほのかな甘みを感じ、その後アーモンドの香ばしさが立ってきます。

プラリネ ピスタチオ 抹茶
咀嚼音レベル 2
ピスタチオのプラリネを抹茶パウダーで包んでいます。
渋みを感じるまで強めの抹茶を強く感じた後、ピスタチオの風味が入れかわります。余韻にはふたたび抹茶を感じますが、今度は優しい香りになっています。

キャラメル マンゴー・フレーズ
咀嚼音レベル 1
マンゴーとイチゴのキャラメルです。
マンゴーの香りをイチゴの酸味が引き立てる構成となっています。
長く余韻が残ります。

今後の製品化は?
オープン記念のスイーツは好評の場合は製品化するかも?という噂でしたが、実現しそうです。
▲空になった容器もかっこ良い。イヤーピースを入れても良いかも?
以下公式アカウントのツイート。
final STOREオープン記念として5000円以上ご購入の方へ数量限定でプレゼントしておりましたスイーツ、おかげさまで、先ほど終了いたしました!
ご賞味いただいた皆様、ぜひご感想をお寄せいただけると嬉しいです。
製品版の発売をお楽しみに٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ pic.twitter.com/dlsY0DnxZm
— final_staff (@final_staff) December 15, 2019

final STORE の訪問レポートまとめ
本記事は「【final STORE】秋葉原SEEKBASEにできたfinal初の直営店を見てきた!【訪問レポート】」について書きました。
秋葉原にオープンしたfinal初の直営店舗。
- 駅から徒歩3分のアクセスの良さ
- 商品知識豊富な店舗スタッフ
- じっくり試聴できるスペース
が魅力の、finalファンには堪らない素敵な空間でした。

お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。