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けも
SHUREのDAC/アンプ内蔵MMCXケーブル「RMCE-LTG」をレビュー。外観や音質について解説していますので参考にしてみて下さいね!
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【RMCE-TW1 レビュー】SHUREファン待望の完全ワイヤレスアダプター【SHURE AONIC 215】
Amazon Music HDがスタートし、高音質ストリーミングが流行の兆しを見せています。
iPhone内蔵DACでも24bit/48kHzまで対応してはいますが、やはり音質は平板な印象。
かと言ってポータブルヘッドフォンアンプを持ち出すのは億劫です。
クーバ
けも
そんなわけで行き着いたのが、Lightning端子でアンプ内蔵のケーブル、SHUREのRMCE-LTGです。
SHURE「RMCE-LTG」は
- Lightning端子に挿すだけ!
- MMCXタイプのイヤホンを接続可能
- 最大24bit/48kHzまで対応
- 高音質アンプ内蔵で迫力の高音質
充電要らずのお手軽高音質ケーブルです。
けも
というわけで本記事は「【SHURE RMCE-LTG レビュー】やっぱり有線は違う!お手軽高音質なMMCXリケーブル」について書いていきます。
※Android / PC / Macに対応したUSB Type-C版「RMCE-USB」も販売されています。
RMCE-LTG の外観とスペック
RMCE-LTGの外観とスペックをチェックします。
外観
本体は黒一色のシンプルなデザイン。
Lightning端子採用のiPhone / iPad /iPod touchと接続できます。
3つのボタンを備えたリモコンで各種操作が可能。
主な操作
-ボタン | ◯ボタン | +ボタン | |
再生 | 1クリック | ||
停止 | 再生中に1クリック | ||
音量アップ | クリック | ||
音量ダウン | クリック | ||
次の曲 | ダブルクリック | ||
前の曲 | 3回クリック |
右ケーブルにはマイクがあるので通話も可能ですが、リモコンと一体型でもよかったかもしれません。
SHURE SEシリーズはもちろん、MMCX端子を採用した様々なイヤホンを接続して音楽を楽しめます。
▲SHURE SE215(右)、SONYのXBA-300(左)
シュア掛け(耳掛け)できるようケーブル先端には芯が入っています。
けも
スペック
RMCE-LTGのおもなスペックは以下の通り。
ケーブル長 | 約127cm |
重さ | 約20g |
コネクタ | MMCX |
対応ビットレート | 最大24bit/48kHz |
電源はLightning経由でiPhone / iPad / iPod touchから供給されるので、充電は不要です。
RMCE-LTG の装着感と音質
RMCE-LTGの装着感と音質をチェックします。
装着感
装着はいわゆるシュア掛けという、ケーブルを耳にかける方法で行います。
シュア掛けによりタッチノイズが減少し、安定感が増します。
装着感はBluetooth版の「RMCE-BT2」とほぼ同じですね。
けも
音質
次は音質についてレビュー。
イヤホンはSHURE「SE215」とSONY「XBA-300」で試聴を行いました。
一聴して感じたのが低音の力強さと左右の分離の良さです。
XBA-300の方は低音から高音までバランスの良いタイプのイヤホンですが、RMCE-LTGで鳴らすと低音がグッと持ち上がり、サウンド全体が引き締まる印象。
ダイナミックレンジも広く、アコースティックギターの響きの余韻が消え入る瞬間までしっかり描き切ります。
▲サンプリング周波数96kHzや192kHzなどは24bit / 48kHzにダウンコンバートされる
意外だったのが、左右の分離の良さ。
楽器を左右に大きく振ってある音源で気付いたのですが、定位がハッキリすることで解像度も上がっていると感じました。
中央にボーカルがあり、左右に広がる楽器の音の位置がハッキリと感じられます。
この分離の良さについて調べてみたところ、Shure本社のショーン・サリバン氏がインタビューの中で以下のように述べていたのを見つけました。
ヘッドホンアンプについては、ダイナミックレンジが広く、ノイズフロアを低く抑えてクロストーク性能にも優れる、トップクラスのICを選び抜きました。
引用元:PHILE WEB「ShureイヤホンをLightning対応に! DAC/アンプ搭載リケーブル「RMCE-LTG」レビュー」
この中のクロストーク性能というのが左右の分離の良さのこと。
何となく感じたことでしたが、エビデンスを見つけて納得しました。
RMCE-BT2 との比較
Bluetooth版の「RMCE-BT2」もワイヤレスにしてはかなり音が良いので比べてみましたが、やはり有線の「RMCE-LTG」が圧勝。
低音のパワーもさることながら、繊細な表現を余裕で鳴らしている感じがします。
ワイヤレスの利便性を取るか、音質を取るかという選択になりますね。
けも
RMCE-LTG のレビューまとめ
本記事は「【SHURE RMCE-LTG レビュー】やっぱり有線は違う!お手軽高音質なMMCXリケーブル」について書きました。
SHURE「RMCE-LTG」をざっくりまとめると
- 音が良い(クロストーク少ない)
- バッテリー不要(プラグアンドプレイ)
- とにかく手軽(ペアリング不要)
- SHURE掛け前提
- マイクの位置
SHUREのSEシリーズなどのMMCXタイプのイヤホンを持っていれば重宝するアイテムです。
Amazonレビューを見ると断線したという報告が結構あるので不安でしたが、今のところ問題なく使えてます。(使う時は主に自宅で、iPhoneをテーブルに置いて使用しているからかも?)
けも
お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。
▶︎SHURE AONIC 215の詳細はこちら
【RMCE-TW1 レビュー】SHUREファン待望の完全ワイヤレスアダプター【SHURE AONIC 215】
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