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けも
SONYのネットワークウォークマン「NW-ZX507」をレビューしています。コンパクトな筐体に豊富な機能を詰め込んだ、まさにソニーらしいプレーヤーでしたよ!
ガジェット好きゆえイヤホンよりもプレーヤーにグッときてしまう性分なのですが、ウォークマンはNW-A55・NW-A105にしか手を出していませんでした。
本記事で紹介するNW-ZX507はバランス出力を搭載したAシリーズの上位機種で、気になってはいたものの購入は見送り…。
クーバ
けも
そんなこじつけの理由で買ってしまいました、SONYのストリーミングウォークマン「NW-ZX507」をレビューします。
どんな製品?
- Android OSでサブスクも高音質で楽しめる
- 4.4mmバランス出力端子搭載
- サクサク操作でストレスフリー
コンパクトながらバランス出力端子も備える、高音質ウォークマンです。
けも
というわけで本記事は「SONY NW-ZX507」について書いていきます。
▶︎おすすめのウォークマンまとめはこちら
【比較表つき】2021年版 おすすめのウォークマン【SONY WALKMAN】
【4.4mm/2.5mm】バランス接続対応のおすすめDAP
SONY NW-ZX507 のスペックと外観
SONY NW-ZX507のスペックと外観について解説します。
スペック
NW-ZX507のおもなスペックは以下のとおりです。
OS | Android 9.0 |
ディスプレイ | 3.6インチ 720*1280 TFTカラー液晶 |
対応形式 | 32bit / 384kHz(PCM) DSD256(11.2MHz) |
対応フォーマット | MP3 / AAC / DSD / WAV / AIFF / FLAC / ALAC / MQA / WMA / HE-AAC |
USB接続形式 | USB Type-C |
出力系統 | 3.5mmシングルエンド 4.4mmバランス |
Wi-Fi | 2.4Ghz / 5Ghz |
Bluetooth ver | ver.5.0 |
Bluetoothコーデック | 送信のみ:SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC |
内蔵ストレージ | 64GB |
拡張スロット | microSD*1 |
連続再生時間 | 約16時間(シングルエンド) 約15時間(バランス) ※FLAC192kHz / 24bitの場合 |
サイズ | 57.9×122.6×14.8 mm |
重量 | 164g |
カラー | ブラック / シルバー |
高級感あるマットな仕上げ
本体側面に物理ボタンを配置し、直感的な操作が可能。
けも
反対側にはUSB-C充電ポートとmicroSDスロットを搭載。
本体上部には3.5mmステレオミニと4.4mmバランス出力。
けも
裏面は滑りにくい加工が施してあり、落下を防いでくれます。
けも
充電ケーブルのほか、ホコリの侵入を防ぐキャップが付属。
けも
SONY NW-ZX507 の使用感
SONY NW-ZX507の使用感をレビューします。
携帯性:ソニーらしさが発揮されたコンパクトなボディ
NW-ZX507の魅力は4.4mmバランス端子内蔵ながら余裕で胸ポケットに収まる小ささ。
約160gなので気軽に「持っていこう」と思える軽さです。
けも
操作性:Androidも軽快に動く
NW-A105同様Androidベースの本機ですが、Aシリーズよりも軽快に動く印象で、ストレスフリー。
ちなみにYoutubeは観られましたがバンドリ(音ゲー)は曲が始まるとこでフリーズしてしまいました。
各種音質調整は有線接続であればSpotifyなどの他社アプリにも効きます。
「ソースダイレクト」をオンにすると音質調整を一括オフに。
イコライザーで周波数別に調節可能。
バイナルプロセッサーではアナログレコードの特性を再現します。
個人的にはほとんど違いが感じられませんでしたね…。
ダイナミックノーマライザーでは曲同士の音量を揃えてくれます。
DCフェーズリニアライザーでは、低域をアナログアンプの特性に近づける機能。
大きな効果はありませんが、曲によっては違いを実感できました。
DSEE HXは圧縮音源やCD音源をハイレゾ相当にアップコンバートする機能。
個人的にはCD音源であれば不要、配信の圧縮音源ならアリという感じ。
華やか・きらびやかに味付けしてくれる印象を受けました。
ストレージ内の楽曲はジャンルやアルバムから選択可能。
けも
Wi-Fi / Bluetooth
Wi-Fi / Bluetoothともに感度良好で、問題なし。
Bluetoothは、混んだ電車内でも途切れること無く使えました。
コーデックはaptX HD / LDACに対応しているのでハイレゾワイヤレスも実現可能です。
バッテリー:ダウンロード済み音源の再生なら良好
バランス出力でも15時間再生可能なロングバッテリー搭載で、外でも心配なく使えます。
ただし、ストリーミングだと電池をガンガン消耗&本体発熱がすごいので、楽曲はダウンロードしてから聴きましょう。
けも
Aシリーズより数段上の音質
NW-ZX507の音質は、当たり前ですがAシリーズより格段にグレードアップ。
解像度の高さにより音の分離感がよく、立体感・奥行き表現が秀逸で、見通しよくリアリティ溢れるサウンドを楽しめます。
バランス端子がウリの機種ですが、実はアンバランスも負けず劣らず良い音なのでバランス使わない人にも自信を持っておすすめできます。
他社DAPとの比較だと、iBassoのDX160よりは良く、ShanlingのM6よりクッキリで、M6 Proにはダイナミックさで劣るかなという印象。
けも
発売当初はAmazon Music HDなどのサードパーティアプリはAndroid OSの仕様でダウンコンバートされてしまいましたが、本体アップデートでフル対応に。
けも
▶︎Amazon Music HDの詳細はこちら
「ガチ勢向け」Amazon Music HD 対応DAP・音質をレビュー!【対応機器】
SONY NW-ZX507におすすめのイヤホン・ヘッドホン
SONY NW-ZX-507におすすめのイヤホンとヘッドホンを紹介します。
結論、「自分の好きなのでOK」なのですが、SONY好きで間違いない2機種をチョイス。
▶︎おすすめの有線イヤホンまとめはこちら
【BA/DD/ハイブリッド】おすすめの有線イヤホン
XBA-N3
1DD+1BAのハイブリッドドライバー仕様のイヤホン。
歯切れのよい重低音と高解像な中高音域が特徴で、どんなジャンルも楽しめるオールマイティーイヤホン。
MDR-1AM2
人気機種MDR-1Aの後継機種であり、定番ヘッドホン。
ヘッドホンならではの大型ドライバーでリアリティある低音と広いサウンドステージが味わえます。
SONY NW-ZX507 に新機能追加(2020年10月)
2020年10月1日、アップデートにより新機能が追加されました。(Ver.3.00.07)
DSEE Ultimate
DSEE HXがDSEE Ultimateにパワーアップ。
サンプリング周波数だけでなく、ビット深度も拡張することで「微細な音の再現性を向上」させているらしいです。
ちなみに効果は有線接続かつW.ミュージック アプリでの再生時に限られます。
DSEE HXとの純粋な比較はできないですが聴いてみたところ、何となく良い感じ。
劇的な変化は期待できないものの、静かなところで繊細な音楽を楽しむときには効果を発揮してくれそうです。
けも
Bluetooth時にエフェクトをかけられる
Bluetooth接続時に「イコライザー」と「ダイナミックノーマライザー」を使えるようになりました。
これはハッキリ言って神アプデですね。
特にワイヤレスイヤホンは周囲がうるさい外出先で使うのもあり、派手な音を求めがち。
そんなときに「エキサイティング」にすれば、まわりの音に負けない迫力あるサウンドを楽しめます。
また、音声コンテンツを聞くときは「ボーカル」にすれば人の声が聴きやすくなって快適です。
ダイナミックノーマライザーに関しても、曲と曲の音量差を縮めてくれるのでシャッフル再生のときは便利ですね。
けも
ちなみにBluetooth接続時に使えないエフェクトは以下のような表示になります。
Bluetooth時の音量調整
Bluetooth接続時のボリューム調節幅が16→32に増えました。
ワイヤレスイヤホンの種類によっては、ひと目盛り調節しただけで音量が大きく変化するのでありがたい機能です。
W.ミュージックに「関連検索」機能を追加
「W.ミュージック」アプリに「関連検索」機能が追加されました。
この機能により、再生中の曲から曲が収録されたアルバム、再生中の曲のアーティストにアクセスしやすくなりました。
この機能についてはほとんどのストリーミングアプリで実装されているので「やっときたか!」というのが正直なところ。
特に大量の楽曲を持っている人にとってはありがたい機能ですね。
けも
SONY NW-ZX507 のレビューまとめ
本記事はSONYのネットワークウォークマン「NW-ZX507」について書きました。
こんな人におすすめ
- サブスクで音楽を聴く
- Bluetoothも使う(送信)
- バランス派orこれから使ってみたい
小型・高音質を極めたSONYのストリーミングウォークマン。
Bluetoothレシーバー(受信)機能は無いものの、Wi-Fi搭載なのでネット環境があればサブスクやYoutubeも高音質で楽しめるのが魅力です。
バランス端子の音質の良さがフィーチャーされがちですが、アンバランスも十分に良い音なので、「アンバランス派にもおすすめです。
けも
お読みいただきありがとうございました、けも(@namakemonolog9)でした。
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